【ホワイト企業の特徴まとめ】実際に勤務してる人に聞いたリアルな情報
お疲れ様です。100社以上の勤務実態を見てきたベンゾー(@zangyoujigoku)です。
この記事では「ホワイト企業に実際に勤務してる人に聞いたリアルな情報」を紹介しています。
現在ブラック企業に勤めている人は、自分の会社との違いに驚愕してください。
自分の会社での働き方が世間一般の会社と同じだと疑うことがなかった。
でも先日学生時代の友人の結婚式で、お馴染みの「近況報告」をしてみて驚いた。
有給休暇で1週間休むのは当たり前とか、ボーナスが6ヶ月分出たとかすごい話を聞いた・・・
自分の会社は有給休暇なんて病気のときぐらいしか使えないし、ボーナスなんて良くて2ヶ月分ってところ。。。
今まで知らなかったけど、世間の会社ってこんなにも社員が優遇されているの??
どうやってそんなホワイト企業に入社したの??
もっと色んな会社を知りたい!噂じゃなくてリアルな話を聞きたい!
以前Twitterでこんな企画を行いました。
【緩募】
ブラック企業自慢ってあるあるだけど、ホワイト企業自慢ってあんまりしてる人見ないな。もし「自分、ホワイト企業で仕事してます」って方がいたらお話聞かせ欲しいです。
何人かいたらブログに寄稿してもらうのも検討中。— ベンゾー@ブラック企業をぶっ壊す (@zangyoujigoku) August 29, 2019
結果的に何人かの方から「ホワイト企業に勤めているよ!」と連絡をいただけたので、インタビューをして記事にまとめてみました。
この記事はそんなインタビュー記事をまとめた内容になっています。
インタビューでは主に・・・
- ホワイト企業へはどうやって入社した?
- 自慢したいホワイトっぷりはどんなとこ?
- なんでそんなにホワイトでいられるの?
- 上司によってはブラックだったりする?
- 帰宅後や休日の楽しみは何?
- 入社前に評判や口コミのチェックはした?
- 年間の入退社の人数はどのくらい?
- やっぱり入社の敷居は高かった?
といった内容を中心に聞き込みをさせていただいています。
上記の質問に対する答え別に、インタビュー内容を紹介していきます。
先にホワイト企業の特徴を見たい方は↓のリンクをクリック
会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
- 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
- 焦って変な会社の内定で妥協する
- ブラック企業に入った新入社員
- 転職で失敗したくない人
ホワイト企業に入社した経緯|新卒か転職か
ホワイト企業に入るには、新卒のときしかチャンスが無いのでしょうか?
あるいは転職だとしても同業種へのキャリアアップ的な転職でないと難しいのでしょうか?
7名の方にインタビューをしてみましたが、新卒で入った人も転職で入った人もいました。
転職で入った人の中には、異業種転職をした人もいれば、同業種転職をした人もいます。
異業種へ転職をしてホワイト企業に入った
元々環境調査会社(ブラック企業)に勤めていましたが、入社3年目で異業種転職として製品の検品や品質保証をする会社(ホワイト企業)へ入ったとのこと。
とにかく同業種で働くのは嫌だったので、異業種転職をしてみたそうです。
異業種転職をすることに、恐怖心がなかったを聞いたところ「あったけれど、実際に入ったら何も心配いらなかった」とのことでした
新卒でホワイト企業に入った
医薬品系の企業に転職なしで入社できた凄い人。
本人いわく、なんとなく昔から運が良く、世渡り上手なところがあったとのこと。
友人からも同じように認識されているようで、「アイツならまぁ、ホワイト企業でゆるふわサラリーマンをやってるんだろうな」的に思われてそうと言っていました。
ちなみに友人運も良いのか、嫌味や嫉妬の感情でモノを言われたことは無いそうです。
派遣社員として超大手ホワイト企業に入った
登録している派遣会社に紹介されるがままにホワイト企業に入ったとのこと。
入った会社は誰もが知っている超大手自動車会社。
もちろん正社員として入るのが理想かもしれませんが、それが難しいくらいの大企業なら派遣で入るのもアリです。
2度目の転職でホワイト企業に入社
元々は大手ハウスメーカーにいたようですが、実力不足を感じ退職。
その後近い業種の会社に転職したものの、ブラック企業だったため退職。
2度目の転職(3回目の就職)で現在のホワイト企業に入ったという苦労人。
同業への転職でホワイト企業に入社
靴の専門学校
↓
靴のデザイナー
↓
靴の商品開発
という同じ専門分野を突き詰めていくタイプの転職をして、ホワイト企業へ入社したそうです。
新卒で入社してSEから異動
新卒でSEとして入社し、現在は同じ会社の事務職に異動をしたとのこと。
事務職に比べるとSEは納期前の繁忙があるようです。だからSEはホワイトじゃないけど、事務職はホワイトだと言っていました。
でも話を聞いていると、SEでも十分ホワイト企業なんじゃないか?って思えました。
新卒でIT系のホワイト企業へ入社
経営者も業界も従業員も優秀なホワイト企業へ、新卒で入社したとのこと。
中には激務な部署も存在するようですが、上司の8割がホワイト上司という羨ましい環境。
自分の会社の中でここが1番ホワイト!
6名からホワイト企業自慢を聞かせていただきました。
色々な会社がありましたが、総じて言えるのが・・・
- 労働時間が短い
- 働きやすい(雰囲気・人間関係が良好)
- 会社自体が儲かっている
という3点ですね。
課長が若手の意見を取り入れて、社員がどんどん優秀に
「エース的存在の課長さんが若手の意見を取り入れてくれること」が1番ホワイトなところとのこと。
柔軟な考え方ができる方で、部下や後輩の面倒見が良いそうです。
さらに社内で横柄な態度を取る社員は許さないというポリシーがあるようで、課長さんのおかげで社内の秩序が守られているとか。
働きやすくする工夫を積極的に行い、部下の育成にも積極的なので、社員がどんどん優秀になっていくようです。
ずっと儲かり続けて、ボーナスは年間6か月分
会社自体が入社以来10年間ずっと儲かり続けているようです。
儲かり続けているからこそ、ボーナスの金額も年間6か月分を少なくとも10年間出し続けているそうです。
儲かり続けているので、現場の人たちにも変なプレッシャーが無く、ゆとりを持って働けているとのこと。
仕事のやり方を任せてくれる
色々ホワイトな部分はあるけれど、1番と言うと仕事のやり方を任せてくれる雰囲気があるところだそうです。
その他のホワイトな部分は以下の通り。
- 休日が多い
- 有給休暇を取りやすいルールがある
- 「休みを取りつつ残業もせず、仕事をこなせる」という人が1番評価される仕組み
- パワハラ、セクハラの被害を相談する窓口がある
- うつ病の従業員に対するマニュアルが整備されている
- フレックスタイムが気軽に使える
- 服装が自由
営業不要で、のほほんとした雰囲気
公共性のある物を製造している業種なので、営業活動をしなくても受注が見込めるようです。
そのため、みんな「のほほんとした雰囲気」で働けているところがホワイトとのこと。
営業が楽になるのは、公共性のある物を扱っている企業の特徴ですね。
有給休暇が使いやすく残業がほとんど無いところ
有給休暇を気軽に使えて、残業がほぼ無いところがホワイトとのこと。
ブラック企業とまで言わなくても、有給休暇を使いにくい雰囲気の会社ってありますからね。あるいは仕事量的に使いにくかったり。
ちなみに現在は退職しているんですが、退職前にもしっかり有給休暇を消化できたとのこと。
基本的に家族を大事にしている方が多い職場で、上司部下も関係なく仕事が終わればすぐに帰宅ということが多いようです。
だから残業があったとしても1時間も無いみたいです。
1週間丸々休めるのが当然
通常の休日に加えて自由に使えるお休みを25日貰えて、それらを全部使うように言われているようです。
実際取得率は100%を維持できているとか。
さらに5日連続で使うことを推奨してるとのこと。つまり土日と合わせて1週間丸々休むことを推奨しているわけですね。
とにかく休みやすい職場を探して就職したそうなので、理想通りの会社という感じですね。
有給休暇をたくさん使うことが義務化されている
「有給休暇の残日数を必ず●●日以下にすること」という義務が命ぜられているとのこと。
このくらい強く言われると、気が弱くて遠慮しがちな方でも有給休暇を使いやすいですね。
有給休暇の使いやすさは、会社によって二極化されています。
自分の会社がホワイトな理由
イチ従業員としての目線から「なんで自社がホワイトでいられるのか」を話してもらいました。
ざっくりと・・・
- 経営者が優秀だから
- 業界全体が良いから
- 従業員が優秀だから
という選択肢から選んでいただいています。
若干、選択肢の枠からはみ出た回答もありましたが「経営者(上司含む)が優秀だから」という回答が多かったです。
ただ、結論としては会社そのものが「ホワイトであり続ける仕組みや制度」を活用しているというケースが多かったです。
これは別に法律で決められていることを守るとかって話ではなく、より働きやすい環境を追求した結果ですね。
上司が若手の育成に積極的だから
若手の働きやすい職場環境を作ることや、部下の育成に積極的な上司のおかげでホワイト企業を維持できているとのこと。
さらに言うと従業員が優秀な人材に育っていくことも、ホワイト企業を維持できる要因になっているそうです。
中小企業を見ていると、若手を育成するという気持ちが無く、中途で優秀な人を採用したいという気持ちが強いところが多いです。
たしかにその方が良さそうですが、そう簡単に優秀な人が中小企業に応募することはありません。
経営者が優秀|業績を伸ばす方針を貫き続けている
経営者がロジカルに業績を伸ばす方針を貫き続けていることが、ホワイトな理由とのこと。
少しだけ具体的に言うと・・・
- 自社の強みを生かせる領域の拡大・投資
- 業績の見込めない領域は早期に縮小・撤退
この2つの方針を経営者が貫き続けているんですね。
言うのは簡単ですが、これをしっかりと続けられる経営者は本当に少ないです。
色んな経営者を見てきましたが、だいたいは行き当たりばったりですね。
経営者がフランス人|良い意味で日本の悪い慣習を知らないから
経営者自身がフランス人なことで日本の悪い慣習から抜け出せており、自然とホワイト企業を維持できているとのことです。
ちょっと変わり種な理由ですね。
社内でもフランス流の働き方がだいぶ定着していたようで、働く上での悪い日本の常識が通じないみたいです。
ちなみにこの会社は、誰もが知っている超大手自動車メーカーとのこと。
業界全体が良いから
公共性を製造している業界であり、営業をせずとも受注が見込めることが、ホワイトである要因として大きいようです。
また、そんな業界に目を付けた創業者のおかげとも言っておりました。
ただ、現在の経営者(創業者の孫)はダメみたいです笑
「人柄重視の採用」で優秀な従業員が多いから
社員同士の仲が良く、働きやすい雰囲気の会社とのこと。
何より「上司全員の人望が厚い」というところがホワイトである理由だそうです。
- 部下をしっかり引っ張ってくれる
- 困ったら相談にも乗ってくれる
- トラブルのフォローもしてくれる
とのこと。理想的な上司ですよね。
「上司なら当然」という意見もあるかもしれませんが、実際にできるかどうかは大違い。
これが特定の上司だけの話ではなく、他部署の上司も同様なのがすごいところですね。
なんでそんな人が集まるかというと、人柄を重視した採用面接が要因なんじゃないかと言っていました。
若手の意見も聞いて対応|経営者に理解がある
経営者が若手の意見もちゃんと聞いてくれるというところが、ホワイト企業である理由じゃないかとのこと。
実際、新人が「上司からのパワハラ」を相談をしたところ、問題の上司を異動させるという対応をとったこともあったようです。
若手の話を聞いてくれない経営者が多い中で、話を聞くだけでなく対応までしてくれるというのは働きやすい職場と言えますね。
特定の取引先との関係性で参入障壁を高くできたから
特定の取引先と参入障壁の低い内から関係性を築き、高い専門性でノウハウを積み上げ、参入障壁を高くして競合他社が入ってこれないようにしたようです。
ホワイト企業では特定の取引先と関係性を築いたり、競合他社が入ってこれない工夫をしていることが多いです。
こういうやり方で経営が安定するって理解しており、実行できる経営者は優秀ですね。
上司によってブラックかホワイトか変わるか
「上司によってブラックかホワイトかは変わるか?」という質問に対し、「YES」となった方が多かったです。
ただ、それだけで地獄のような苦しみを味わうわけではなく、
- 会社が動いてくれる
- ブラック上司を踏まえても会社全体としてホワイト
という感じなので、本当に絶望的な環境になるという方は少なかったです。
また少数意見ではありますが、上司が誰であってもホワイト企業に間違いはないという話もありました。
現職の課長の存在でどんどんホワイトになっていく
前職(ブラック企業)と現職(ホワイト企業)を比較して考えると、上司の考え方1つで全然違う職場になっているそうです。つまり上司によってブラックかホワイトかは変わるとのこと。
現職の課長さんは若手を中心に社内から意見を集め、社長に掛け合ってくれるためどんどんホワイトな職場になっていくそうです。
そんな課長さんの実績は以下の通りです。
- 会議の無駄を省略
⇒必要なときだけ行う。最低限の人数で時間制限を設けて行う。 - 若手の出世欲を出させる対策
⇒管理職にも残業代を付ける(残業代が無いと管理職になりたがらない) - 金銭面の補助
⇒資格試験は合格すれば費用キャッシュバック。資格取得時後は手当が加算されていく - その他若手の意見を聞き入れ、社長に掛け合ってくれる
これらに加えて「部下や後輩に横柄な態度をとる社員は許さない」という姿勢を貫いているようです。おかげで社内の秩序が保たれているとか。
中にはブラックな上司も存在する
基本的にホワイトな職場なんですが、中にはブラックな上司も存在するとのこと。
その上司の部下になるとほぼ100%退職・転属・うつになるという酷い存在。会社はホワイトなのにもったいないですね。
しかもタチが悪いことに、仕事自体ができる人とのこと。だから、会社としても切りにくいんじゃないかと予想されています。
上司のハラスメントはあったけど、問題対応マニュアルで解決
上司によってパワハラ・セクハラは残念ながらあったとのこと。
ただ、そんなとき用のマニュアルが整備・活用されていたそうです。そのため問題の放置ができないようになっていたとのこと。
ちゃんとマニュアル整備・活用がされている辺り、ホワイト企業って感じですね。
使えない上司がいる
部署によっては使えない上司がいるようです。つまり上司によってブラックかホワイトかは変わるとのこと。
使えない上司エピソードの一部を言うと・・・
- 人のせいにする
- うそをつく
- 会社に来て草むしりしかしない
- 自分ができる人だと思っている
という感じ。思っていた以上に酷い上司でした・・・
でも会社全体の雰囲気が良いので、結局はぬるま湯状態だそうです。
上司が変わってもホワイトのまま
上司を含め全員の人間関係が良いので、上司が変わっても問題の無い環境とのこと。
そもそも会社として採用時に人柄を重視する傾向があり、協調性の無さそうな人が少ないようです。
会社をブラック化させる人は最初から入社させないという狙いが的中しています。
会社の制度が整っているから変わらない
相性もあるので多少は上司による変化もあるそうですが、基本的に会社の制度が整っているからホワイトを維持できるようです。
会社の制度というのは、サービス残業やパワハラのような怪しい動きをする部署があった場合、会社がすぐに対応する仕組みです。
例えば上司のパワハラが噂された場合、会社がチームメンバーをこっそり招集して確認を取り、事実が認められれば問題の上司は異動となるとのこと。
これは実際にインタビューに答えてくれた方が新人時代の同期の話です。つまり、新人からの意見で会社が動いてくれたわけですね。
8割の上司はホワイト
麻雀が好きだと言えば麻雀のメンツを集めてくれるところが、ホワイトなエピソードだそうです笑
仕事の話で言うと、新型コロナが流行った際にどうしても出勤しなければならない場合は上司が対応してくれたとのこと。
ホワイト企業社員の帰宅後の楽しみ
基本的に仕事後であっても趣味や買い物をする時間が十分取れているとのこと。
また、お休みを取りやすいため、1週間2週間休んで旅行に行けるという回答もありました。
仕事で体力を消耗していないので、休日の趣味にもエネルギーを注げるというところもホワイトならではかもしれませんね
趣味がはかどりまくり
ブラック企業時代と比べて平日の辛さが和らいだことで、気軽に趣味に没頭できるようになったとのことです。
なお釣りが趣味だそうで、休日は良く出かけているそうです。
定時退社をして保育園に娘のお迎え
ホワイト企業故に定時退社をし、保育園へ娘のお迎えをするイクメンパパです。
娘の成長を見守りつつ、副業に手を出すこともできるのを楽しんでいました。
平日は買い物と飲み会、休日はドラクエが日課
平日の仕事帰りに買い物や飲み会に行くことが多かったとのこと。
休日には習い事をしたり、職場の人と遊びに行くことも。
同社の正社員をしている旦那さんは、夕食後のドラクエが日課になっているようです。
子供たちとのおしゃべり+週末は親子登山
子供たちと一緒におしゃべりをするのが帰宅後の楽しみとのこと。
帰宅後にしっかりと時間を取れるのが良いですよね。
最近は娘さんの恋バナに付き合ったという話も聞いています。
また、親子で登山をするのが趣味で、週末は登山やキャンプに出掛けているそうです。
Youtube、ブログ作成、旦那と過ごす時間が楽しみ
帰宅後はYoutubeを見たり、ブログを作成することが楽しみとのこと。
休日には旦那さんと一緒に出掛けたりご飯を食べたり。そんな当たり前の時間が楽しみになっているようです。
平日はヨガ、休日は旅行
帰宅後はヨガに通い、休日は趣味の旅行に行っているとのこと。旅行じゃないときも友人と食事に行ったりと常に外出しているそうです。
プライベートな時間を十分に優先できる日々と言っていました。
平日であっても1時間単位の休みから1週間2週間単位の休みも取りやすいというのが、めちゃくちゃ羨ましいです。
ブログや麻雀ができる
ブロガー仲間へのインタビューらしい回答でした。
なんと1か月で50~70記事も書いているらしいです。
企業研究や市場調査、勤務先の評判チェックの具合
ほとんどの方が「口コミのチェックはした」とのこと。それをどれくらい参考にしたかは人によりけりでした。
ガッツリと参考にしたという人もいれば、あくまで参考程度にとどめたという人。
さらにまったくしなかったという人もいました。
かなり人によってバラつきがありますね。
色々聞いた上で僕自身が思ったのは・・・
- 口コミ「だけ」を参考にして職場選びをするのはNG
- 口コミのチェックだけに時間をかけるのもったいない
- 自分の価値観と会社の方針が一致するかの確認には使える
- 職場の雰囲気など最終的な決め手にする程度
というわけで僕が口コミサイトを使う上で重要しするのは、「早く口コミが見られること」です。
- 「この口コミサイトは信頼性が・・・」
- 「口コミの件数が国内最多で・・・」
- 「便利な転職サービスが付いてて・・・」
といった情報は一切不要と考えています。
そんな考えのもとで、早く口コミを見れるサイトをまとめた結果を「【5社を登録退会して確認】会社の評判だけサクッと見られる口コミサイト」で紹介しています。
口コミで評判のチェックをした
小さな会社ながらも、口コミをチェックしたところ評判がかなり高かったことが企業選びのポイントになったようです。
やっぱり口コミは最後の決め手になりがちですね。
ほぼしてない
「あ行」で始まる会社で目についたから選んだというツワモノ。企業研究も一般的な就職活動の一環で行っただけ。
ただ、このような姿勢も「後悔していない」という潔さ。
ガッツリした
3度目の就職になるので失敗したくないという気持ちが強かったそうです。そのため「ガッツリ」とチェックしたとのこと。
製造業を狙っていたということもあり、具体的には「作っている物が何か」を重視したそうです。
結果的に「公共性のあるもの」を作っていたことが入社の決め手になったみたいです。
勤務先の評判は調べた
元々ある程度知っている業界(アパレル業界)への入社なので、細かい調査はしなかったようです。
ただ、勤務先の評判は事前に調べたとのこと。
アパレル業界があまり良くないことは分かっていた上で、やりたいことに突き進んでみたそうです。こだわりがありますね。
口コミは見たけど参考程度。決め手は自分の目
入社前に口コミサイトを使って評判の確認はしたようですが、あくまで参考程度にしておいたそうです。
結局、何をもってホワイト企業とするかもそうですが、自分に合っている会社かどうかを見定める必要があります。
この方の場合は「旅行が趣味だから休みを取りやすいこと」という点を重要視しています。だから口コミを見るときも、休みの取りやすさを重点的にチェックしたそうです。
口コミより面接を重視した
口コミなど評判チェックは一切せずに、面接で出会う人から判断したようです。
結局口コミは自分の不安要素を消すためであって、絶対的なものじゃないですからね。
面接なら実際に一緒に働く人とも話ができるので、確実性はコチラの方が高いと思います。
年間入退社の人数
ほとんどの会社で入退社数が少ない傾向でした。
退職するとしても定年退職というケースが多いみたいです。
そして入社は補充程度ということもあり、いつでも募集しているわけじゃない会社が多かったです。
ただ、大規模な会社の場合は新卒を大量に入れているという特徴もありました。
つまりホワイト企業に転職で入ろうと思ったら、うまく募集をしているタイミングで応募をする必要がありますね。
自分が転職をしようと思ったときに都合良く募集があれば良いですが、なかなかそうもいきませんよね。
だから転職を考えていなくても準備しておくのが良いですね。
入退社3人ほどで、すべて中途採用で補充
入退社は年間3名ほどだそうです。
退職した人の数だけ中途採用で補充をしているような感じとのこと。
退職理由は色々ありますが、仕事がキツくて辞めたという話は全然聞かないそうです。
毎年1,000人ほど入れ替わる
ほぼ定年退職ですが年間1,500~2,000人退職しているとのこと。
逆に入社は500~1,000人を新卒+氷河期世代を中心に採用しているとのこと。
事業拡大や人手不足の解消を目的としてなく、人数の少ない世代(氷河期世代)を整えるための採用だそうです。
各年代の人数を揃えておくのは、定年退職で人員がゴッソリ減ることの対策として有効です。
定年退職者が1人いるかどうか
基本的に退職者はいないとのこと。いたとしてもだいたいは定年退職者なので、本当に年間で1人いるかどうかだそうです。
抜けた人がいたら募集するという程度なので、入社できるタイミングは本当に稀。
3ヶ月に1人辞めるペース
意外に退職者の多いホワイト企業。退職理由のほとんどは「アパレル業界の将来が不安だから」とのことです。
ただ、会社の規模が大きいこともあって、「社内公募で別部署への異動」ができるそうです。
「社内公募で別部署へ異動」というのは、本人が希望を出し、面接をした上でスキルが合うなら異動が可能という制度だそうです。
子会社から転籍をしたというケースもあったとか。
年間で退職10人、入社15~20人
年間で退職よりも入社の方が少しだけ多いくらいですね。
基本的に退職の理由はポジティブなものが多いようです。
例えば以下のような理由があります。
- 結婚のため
- Uターン就職
- 違う職種をしたくなった
- キャリアアップのため
また入社は全員新卒だそうです。
中途採用は現在していないようですが、社内には2割ほど中途で入った人達もいるとのことです。
新卒で人員をまかなえるというのは、社内の教育制度が整っているからです。
3年間の離職率3%という平均的企業の1割のスコア
インタビューに答えてくれた方の同期100人で言うと、3年間の離職は3人程度だったようです。
つまり3年の離職率3%です。
一般的な企業の平均値が30%超なので、純粋に数字で言うと1割程度に抑えられているわけですね。
入社の敷居は高いか低いか
入社の敷居(入社のしやすさ)に関しては、綺麗に意見が分かれた結果になりました。
- 中小企業
⇒敷居は低いけど、募集をあまりしていない - 大企業
⇒雇用形態(正社員かどうか)や部署によって敷居の高さが変わる
中小企業を狙う場合は、いつでも転職活動ができるように準備をしておいた方が良いですね。
タイミングが合えば敷居は高くない
たまたまベテラン社員の退職があり、募集が出ていたため受けてみたら受かったという感じ。だから決して敷居は高くはなかったそうです。
ただし、ベテラン社員の退職と自分の転職活動がたまたま重なったことが要因なので、日頃から転職活動の準備はしておいた方が良いとのことでした。
部署によって変わる
学歴を重視しない部門なら敷居は低いとのこと。実際学生時代の成績も「中の下~下の上」くらいだったとのことです。(新卒で入った方です)
ただし、学歴重視の部門は敷居がめちゃくちゃ高いとのことでした。
派遣社員ならまったく高くない
誰もが知る超大手自動車メーカーですが、派遣社員として入ったため面接1回で採用となり正直簡単だったとのことです。
ただし、正社員の採用はそれなりに難しいとか。
でも福利厚生は派遣社員も正社員と同じように受けられたそうです。敷居の高い超大手に入りたいなら、派遣社員として入るのもアリかもしれませんね。
低めだけどタイミングが重要
社員数40名程度なので、入社の敷居は低かったそうです。
ただ、さすがに募集をかけていないと無理なので、タイミングが重要だったとのこと。
実際、この方は運良く募集を見つけることができたので、就職できたと言っていました。
敷居は高いけど、スキルが求人とマッチングしたから入社できた
大手企業なので本社勤務は敷居が高いようです。
ただ、学生時代からの専攻内容や、前職と同業ということで、それが求人内容とマッチングしていたようです。
つまり本人のスキルと完全に一致するような職種だったので、高い敷居でも入社できたとか。
他に採用された人も、高い専門知識のある方だけだそうです。
学歴も専攻内容も気にしなくてOK
入社の敷居はそんなに高くなかったとのこと。
いわゆる「学歴フィルター」も無く、SEとしての採用でしたが専攻内容も気にされなかったようです。
実際SEでも文系の方が多いくらいだそうです。
高専卒も専門学校卒もいて学歴フィルターは無い
適正テストは難しいものの、敷居は比較的低いとのこと。
実際に働いている人の中には、大卒も高専卒も専門学校卒も入り混じっているので、いわゆる学歴フィルターは無いようです。
インタビューに答えてくれた方の紹介
最後にインタビューに答えてくれた方を簡単に紹介します。
インタビュー記事へのリンクも貼ってあるので、詳しく参考にしたものがあれば是非ご覧ください。
異業種のホワイト中小企業に転職|おきたあきとさん
おきたあきとさんのTwitterはコチラ(@okitakito172)
「おきたさんは今日も堤防」というブログの運営もしている方です。
インタビュー記事は「転職の意思が無くても早めの準備が絶対良い理由」です。
新卒でホワイト大企業の敷居低めの部門に入社|リリンさん
リリンさんのTwitterはコチラ(@Lirin522)
「エリート痔主Blog」というブログの運営もしている方です。
インタビュー記事は「転職経験のないブラック企業の社畜に知って欲しい事実」です。
超大手企業に派遣で入り高水準の福利厚生を受けた|トニーさん
トニーさんのTwitterはコチラ(@NumaHaru333)
うつ病関連の情報発信をnoteで行っている方です。
インタビュー記事は「ブラック企業の正社員より、ホワイト企業で派遣社員の方が良い理由」です。
3度目の就職でホワイト企業を引き当てた|はちひろさん
はちひろさんのTwitterはコチラ(@hatihiro1603)
「はちチャンネル」というブログの運営もしている方です。
インタビュー記事は「一歩踏み出さなければ何も変わらない|ホワイト企業に転職した体験談」です。
厳しい業界のホワイト企業に転職|すみれさん
すみれさんのTwitterはコチラ(@sumirememo)
「Sumire Memo」というブログの運営もしている方です。
インタビュー記事は「業績の悪い業界でも、上司の人望が厚ければホワイト企業」です。
1週間休めるのは当然のIT企業へ新卒で就職|ひらりさん
ひらりさんのTwitterはコチラ(@traveloverrrr)
「旅好き貧乏OL人生模索中」というブログの運営もしている方です。
インタビュー記事は「IT系ホワイト企業の体験談|1週間丸々休めるのは当たり前」です。
6つのブログを運営する、麻雀大好きブロガー|たkるさん
たkるさんのTwitterはこちら(@VaDSHIYKYF7iMbp)
以下の6つのブログを運営している方です。
インタビュー記事は「新卒でITホワイト企業へ入社した話」です。
まとめ|ホワイト企業の特徴まとめ
ホワイト企業に実際に務めている方へインタビューをし、色んなホワイト企業の特徴や入社経緯を教えてもらいました。
色んなホワイト企業があって、本当に羨ましいです。
僕が務めている会社も・・・
- 基本的に定時ダッシュ
- 有給休暇は気兼ねなく使える
- 仕事のやり方に干渉されない
- 給料高め
という感じですが、「自慢したいほどのホワイト企業に勤めている方はやっぱり違うな」というのが正直なところです。
個人的にオススメしないのは、仕事を辞めることになってから転職の準備をすること。
逆にオススメしているのは、仕事を辞めなくても良いうちから転職の準備をすることです。
これは僕自身の体験談になりますが、仕事を辞めなくて良いうちからの転職活動で・・・
- 年収⇒80万UP
- 残業⇒月1時間
- 仕事量⇒少な目
という環境に転職できました。
やり方は「働きながらでも全然辛くなかった転職方法|スカウトで強気の交渉」で紹介しているので、是非ご覧ください!
会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
- 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
- 焦って変な会社の内定で妥協する
- ブラック企業に入った新入社員
- 転職で失敗したくない人