ブラック企業の少ない転職サイトランキング|実際の求人票を読み解いて作成
お疲れ様です。100以上の企業の労働実態を見てきたベンゾー(@zangyoujigoku)です。
この記事では「ブラック企業の少ない転職サイト(以下、転職エージェントも含む)」を紹介します。
読んでいただきたいのはこんな方です。
新卒で入社した今の会社は、残業も多く給料も安い。上司からのパワハラもあるし本当に良い所が無い。明らかに就職を失敗してしまった・・・
まだ20代の内にまともな会社への転職を決めなくちゃ。
「次の転職では絶対にブラック企業には入りたくない!」
新卒就活のときはまさか自分がブラック企業に入ると思っていなかったから、結局なんとなくで会社を選んでしまったんだ。
だから次は残業や給料、社内の人間関係にもしっかりとチェックしておかないと・・・
もう職種や業種なんかは二の次。とにかくブラックかどうかを重視した転職がしたい!
そのためにはブラック企業が少ない転職サイトだけを使って転職活動をしないと!
でも転職サイトが言う「ブラック企業が少ない」ってなんだか本当かどうか怪しい・・・って気持ちもありませんか?
そりゃこれだけブラック企業の存在が問題になってきている時代。どこの転職サイトだって「ウチはブラック企業が少ないよ!」って言いますよ。
実際、「ブラック企業が少ない」を謳い文句にしている転職サイトを見てたら、「結構ブラック企業あるやんけ!」ってなることもしばしば・・・
諸悪の根源がブラック企業であることは明確ですが、僕から言わせれば転職サイト側もよくこんな求人を通したなってことですよ。
だから本当にブラック企業が少ない転職サイトをランキング形式で紹介します。
この記事で紹介するランキングは、本業で100以上の企業の労働実態を見てきた僕が、1社ずつ求人票を読み解いて作りました。
ランキングを参考に転職サイトを使っていただければ、次の職場ではブラックな働き方をしないで済みます!
会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
- 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
- 焦って変な会社の内定で妥協する
- ブラック企業に入った新入社員
- 転職で失敗したくない人
ブラック企業かどうかの基準
この記事における「ブラック企業」とは、以下のいずれかに該当する会社とします。
- 時給単価が安い
- 給料に関わらず労働時間が長い
- 試用期間中だけ条件が悪い
- その他違法なことをしている
つまり・・・
「働く時間はすごく短いけど、給料が激安の会社」はブラック企業とします。
逆に「給料はめちゃくちゃ高いけど、労働時間もめちゃくちゃ長い会社」もブラック企業とします。
あるいは「正式な採用時の条件は良くても、試用期間中だけ条件が悪い会社もブラック企業」とします。
あとはさすがに無いと思いますが、「求人票からわかるレベルの違法行為をしていればもちろんブラック企業」とします。
ブラック企業によくある「パワハラ」「離職率」なんかは、求人票の情報だけでは正確に読み取れないので、この記事内では割愛します。
※転職サイトによっては、僕がインタビューをして「パワハラ」「離職率」に言及しているところもあります。
時間単価が1,400円以下
時間単価は単純に給料が安くても低くなりますし、労働時間が長くても低くなります。
つまりこの項目だけで・・・
- 給料が安い
- 労働時間が長い
という2つのチェックができるようになります。
2018年に国税局から出された「民間給与実態統計調査結果」によると、25~29歳男女の平均年収は370万円です。
370万円というのは残業やボーナスも含めた上での平均年収です。
実際、国税庁の統計の中には一部の超エリートなんかもいるので、一般的な社会人だけで考えると少し下がります。
そこでブラック企業かどうかのボーダーラインを350万円としてかんがえてみましょう。
では350万円を理想的な働き方である・・・
- 完全週休二日制(週に2回必ずお休みがある)
- 残業が一切無い
という状態で満たそうとした場合、1時間あたりの単価はいくらになれば良いと思いますか?
仮にボーナスが夏と冬に1回ずつ月給×1.5の金額が支払われるとした場合、1時間1,400円で年収350万円を少し下回ります。
つまり1時間あたりの単価が1,400円以下の場合、残業をしないと25~29歳の男女平均を下回る計算になります。
例えば「残業無しで月給25万円」の会社Aと会社Bがあったとします。
会社Aは1ヶ月172時間働くとします。すると時間単価は250,000÷172=1,453.4円となります。
一方会社Bは1ヶ月160時間働くとします。すると時間単価は250,000÷160=1,562.5円となります。
こういう結果の違いが出てくるので、単純に月給だけで判断をせずに時間単価まで算出をしてから判断するようにします。
それから時間単価を計算する上で重要な制度として「固定残業代」というものがあります。
専門用語になるので、先に簡単に解説をしておきます。
簡単に言うと「あらかじめ〇〇時間は残業したものとして給料計算をする」という制度です。
間違って欲しくないのが「固定残業代=残業させ放題」ではないということです。あらかじめ定めた時間以上に残業をした場合は、ちゃんと超過分を支払う必要があります。
「【固定残業代・みなし残業】計算例と仕組みを徹底解説」で詳しい解説していますので、もっと知りたい方はご覧ください。
残業を含む月の労働時間が200時間以上
労働時間はちょっと考え方が難しいです。
最初は単純に残業時間が40時間を超えているものと考えましたが、それだとフェアじゃないんですよね。
というのも、別の記事でも紹介しているんですが「変形労働制」という制度があるためです。
「変形労働制」を簡単に言うと、普通の会社なら残業としてカウントするような時間でも、合法的にカウントしないことができる制度なんです。
というわけで、単純に残業時間で考えるのではなく、残業を含む労働時間全体で考えることにしました。
労働時間は「年間休日数」から算出をします。
土日祝日が完全に休みで、年末年始+夏季休暇=10日の会社であれば年間休日は124日くらいになります。
年間休日124日ということは・・・
- 働く日数は365-124=241日
- 1日8時間労働として年間で1,928時間
- 月平均だと12で割るので160.67時間
- 40時間残業をすると1ヶ月の労働時間は200.67時間
つまり1ヶ月の労働時間が200時間という基準は・・・
- 土日祝日が完全に休み
- 年末年始+夏季休暇=10日
- 1日8時間労働
- 残業40時間
という条件を下回るかどうかという基準になります。
試用期間中だけ条件が悪い
求人票でたまに見かけるのが「試用期間」というもの。
字面からなんとなくお試し期間みたいに見えますが、別に家電製品みたいに返品保証がある期間とかってわけじゃないです。
「試用期間中なら解雇が可能」みたいな勘違いをしているケースもありますが、そんな特例はありません。
試用期間中で解雇の要件が甘くなるようなことは、ほぼ無いと思ってください。
にも関わらず試用期間を設けている理由は2つあります。
- なんとなく付けてるだけ
- 試用期間中だけ条件を悪くしてる
「1.なんとなく付けてるだけ」とかふざけてんのかって思いますが、これが実際は結構あります。
実際に試用期間を付けてる会社に聞いてみると「なんか以前の求人で付けてたから」という回答が多いです。
こういう場合は、特に気にしなくて良いですね。
問題なのは「2.試用期間中だけ条件を悪くしている」というケースです。
先にも書いたように試用期間中だからといって、家電製品みたいに返品保証があるわけでもありません。
無いと思いますが、正式な採用時の条件が超良い会社で、使用期間中もそこそこ良い条件という場合はブラック企業と判断しないことにします。
一応触れておきますが、試用期間中だけ条件を悪くするのは別に違法ではありません。
その他違法なことがないか
無いとは思いますが、求人票に違法な記載があれば当然ブラック企業と判断します。
ブラック企業かどうかの判断から無視する項目と理由
基本的に判断があいまいになる項目は、この記事における「ブラック企業」の判断基準から外していきます。
例えば仕事の内容からしてブラック臭の漂う求人もありますが、判断基準を設けることができませんからね。
あとは先に解説をした「時間単価」や「労働時間」と重複するようなものも外していきます。
年間休日|結局は時間単価や労働時間と重複するから
年間休日は働く上で重要な項目です。
ただ、結局「時間単価」や「労働時間」といった、先にブラック企業かどうかの判断基準として紹介したものと重複しているので、この記事では無視することにします。
あとは年間休日が少なくても労働時間が短ければ、ブラックかどうかに関係してこないんですよね。
極端な話、給料がめちゃくちゃ高くて1日の労働時間が短ければ、時間単価は高くなりますからね。
例えば1日6時間勤務で月給50万という仕事なら、年間休日52日でも1ヶ月の労働時間は160時間以下で時間単価3,000円以上になります。
※ただし月によってバラつきがあると、違法になる可能性あり
ボーナス(賞与)|なんとでもなるから
ボーナスって結構あいまいな制度なんです。
就業規則で明確に計算方法を示しているケースもありますが、基本的に法律上は会社側の自由にできる賃金なんですね。
だから求人票に記載されている通りに支給されなくても、明確に違反ってなりにくいんです。
あいまいな項目を使ってブラック企業かどうかを判断することはできないので、ボーナスは判断基準から外します。
試用期間の長さ|ほぼ意味の無い制度だから
試用期間については、「試用期間中だけ条件が悪い場合はブラック企業」というように判断基準に入れています。
でも、中には「特に条件を変えないけれど慣習的に試用期間を設けている」という会社もあります。
よく勘違いされているケースがありますが、試用期間中だからといって解雇がしやすくなることはほぼありません。
だから特に給料などの条件を変えないのであれば、試用期間自体がほぼ意味の無い制度なんです。
「試用期間が長い=ブラック企業」と主張する方もいますが、意味の無い制度なので無視することにします。
ブラック企業の求人にありがちなセリフ|判断できないから
求人票から判断するブラック企業の求人にありがちなセリフとして、以下のようなものがあります。
- 働きやすい環境
- アットホーム
- 風通しが良い
- がんばりが評価される
などなど
この辺のセリフは正誤判断ができないので、一切無視することにします。
確かにこの辺のセリフが散りばめられた求人は胡散臭い気もします。
でも実際に働きやすい環境だったり、風通しが良い職場だったら良くないですか?
実際のところ、この辺のワードが地雷ワードだってことを知らずに、本当に従業員の悩みに親身になってくれる経営者が「アットホームな職場です」と使っている求人票もありました。
よく言われているような「過剰なまでに干渉する」ようなことも無く、純粋に従業員が仕事の悩みを相談しやすく、解決まで一緒になって支えてくれるような経営者もいます。
そんな経営者の会社までブラック企業と判断することは、僕にはできないです。
なので良く知りもしない会社を、単に「アットホームな会社です」と言っていたことだけを理由に「この会社はブラック企業」とは言いません。
イベント系の福利厚生|人によるから
福利厚生として・・・
- 忘年会
- 新年会
- 歓送迎会
- 社員旅行
- スポーツクラブ活動
と言ったイベントを会社負担で開催している会社があります。
人によってはこれらのイベントを良く思わない方もいます。
でも喜んで参加する人もいますので、一概にブラック企業のイベントと言わないでおきます。
ちなみに僕自身はこれらのイベントが好きな方なので、積極的に参加しています。
でも「飲み会で社長へのお酌行列が恒例」という話を聞いたときは、さすがに参加したくないなと思いました。
ランキングの根拠
ランキングの根拠は「ブラック企業かどうかの基準」で解説をした以下の4つの有無で判断します。
- 時間単価が1,400円以下
- 残業を含む月の労働時間が200時間以上
- 試用期間中だけ条件が悪い
- その他違法なことがないか
これら4つの内1つでも該当すれば、その求人票は「ブラック企業の求人票」とします。
そして・・・
- 東京
- 大阪
- 名古屋
- 福岡
- 札幌
上記の地域が勤務地となっている求人票を中心に、1つの転職サイト(以下、転職エージェント含む)につき10社分見ます。
その内、何社の求人票が「ブラック企業の求人票」かをカウントし、その大小によってランキングを決めていきます。
もし、同順位になった転職サイトがあれば、上記の「ブラック企業かどうかの基準」をどれくらい超えているかで判断します。
なお、転職サイトによっては求人の掲載だけでなく、転職サポートとして色々なサービスをしているところもあります。
それらのサービスはこのランキングに一切考慮しないこととします。
※特徴的なサービスは、ランキングに無関係でも紹介します
ブラック企業の少ない転職サイトランキング
このランキングでは本業で100以上の企業の労働実態を見てきた僕が、実際の求人票を1社ずつ読み解いて作ったものです。
1位|ウズキャリ【17%がブラック】
ランキングの根拠
- ブラック企業の割合が17%
- 時間単価がめちゃくちゃ高いわけじゃないが、ほぼすべての求人で基準値以上の高水準
- ほぼすべての求人で年間休日が120日以上
- 月間労働時間が140時間程度の求人もあった(普通は170時間ほど)
- 1番最悪な「時間単価が安く、労働時間が長い」という求人は0%
※諸事情により、提供してもらえる求人票が少なかったので中途半端なブラック企業率になっています
他の転職サイトに比べて圧倒的多数の良質求人が揃っていました。
ほとんどの求人票がブラック企業の基準値を超える時間単価でした。ただ、もの凄く高単価というわけではなく、基準値をギリギリ超えるという求人票も割とあります。
※ただし他の転職サイトと比較すると、高単価の割合が高いです。
労働時間で言うなら他の転職サイトより頭1つ2つ飛び抜けているくらい、良質な求人が多かったです。
具体的に言うと年間休日数はほぼすべての求人で120日以上です。
1日の労働時間は他の転職サイトではほとんどが8時間だったのに対し、ウズキャリは8時間未満の求人が多かったです。中には7時間という求人もありました。
残業を除く月間の労働時間に置き換えると、他の転職サイトにある酷い求人では200時間を超えるものもありますが、ウズキャリでは140時間程度の求人もありました。
「ブラック企業にはもう二度と入りたくない」というすべての方にオススメできます。
ただし、大手ではないため求人数は多くありません。
一応47都道府県の求人はありますが、目的の職種が見つからない場合には他の転職サイトも併用してみてください。
POINT
- ブラック企業を避けたい人に1番オススメ(ブラック企業率17%)
- 月間労働時間で言うと他の転職サイトより60時間くらい少ない求人もある
- 求人数が多くないので、目的の職種が無い場合は他の転職サイトを検討
なお、ウズキャリは「ブラック企業の少ない転職エージェント」として有名です。
ブラック企業を減らす独自の試みや、詳細なサービス内容は「ウズキャリの特徴を徹底取材|絶対ブラック企業に入りたくない人にオススメ」をご覧ください。
2位|リクルートエージェント【60%がブラック】
ランキングの根拠
- ブラック企業の割合が60%
- 時間単価も労働時間も他の転職サイトより優れている
- 時間単価が多少低くても、労働時間が短い求人が多い
- 1番最悪な「時間単価が安く、労働時間が長い」という求人は10%だけ
他の転職サイトに比べて良質な求人が多く、悪質な求人が少なかったです。
求人の内容自体も細部まで書かれており、変に隠している様子も見られませんでした。
求人数自体も多いので、とりあえず転職活動の足掛かり的に登録をしておくことをオススメします。
3位|doda【60%がブラック】
ランキングの根拠
- ブラック企業の割合が60%
- 労働時間が極端に長い求人がたまにあるが
- 単価が少し低めな求人もある
- 1番最悪な「時間単価が安く、労働時間が長い」という求人は20%
他の転職サイトに比べて良質な求人が多く、悪質な求人が少なかったです。
ただ、極端に悪い求人がたまに混ざっていたのが残念です。
求人票の内容はかなり細かく書かれています。また、求人数自体も多めな転職サイトです。
そのため、自分でブラック企業を見極められる方にはオススメできます。
4位|マイナビジョブ20’s【80%がブラック】
ランキングの根拠
- ブラック企業の割合が80%
- 極端に時間単価の低い求人は少ない
- ただし労働時間が短い求人も少ない
- 1番最悪な「時間単価が安く、労働時間が長い」という求人は10%
基準をクリアできずブラック企業と判断した求人でも、比較的高単価のものが多くありました。
もし、基準を少し甘くしたらブラック企業の割合は60%になります。
ただし労働時間は並程度の求人が多く、良すぎず悪すぎずといったところです。
求人票自体は見やすく、最低限の情報が網羅されています。
求人数も多いので、他の転職サイトで気になった求人の内容を再確認するのにちょうど良いですね。
5位|リクナビNEXT【90%がブラック】
ランキングの根拠
- ブラック企業の割合が90%
- ただし僕が定めた基準を「少し下回る程度」の求人が多かった
- 試用期間中の条件が悪い求人が10%だけあった
- 1番最悪な「時間単価が安く、労働時間が長い」という求人は20%
僕が定めた基準を少しだけ下回ったためにブラック企業と認定しましたが、ギリギリ下回る程度という求人が多かったです。
もし、基準を少し甘くしたらブラック企業の割合は60%になります。
極端に悪い求人が少ないので、自分で色々調べることが苦手な方にオススメです。
※以前悪いニュースにもなっていた会社が運営元なので、ご利用は自己判断でお願いします。
6位|いい就職.com【90%がブラック】
ランキングの根拠
- ブラック企業の割合が90%
- 全体的に時間単価が低め
- 労働時間が少な目の求人が多い
- ただし固定残業代や残業時間の詳細が記載されていない求人がある
- 1番最悪な「時間単価が安く、労働時間が長い」という求人は10%だけ
求人票に記載されている通りだと、全体的に単価が低いけれど労働時間が短いことが多いです。
ただ、固定残業代や残業時間の記載がない求人が多く、実体と求人票が違っている可能性があります。
給料の金額は気にせず、ゆったりと仕事をしたい方にオススメです。
ただし、求人票に記載されていないことは、必ず入社前に確認をしてください。
7位|はたらいく【90%がブラック】
ランキングの根拠
- ブラック企業の割合が90%
- 求人票の詳しさが会社によってマチマチ
- 1番最悪な「時間単価が安く、労働時間が長い」という求人は50%
求人票の詳しさが会社にってマチマチでした。
そのため、ブラックかどうか判断不能という求人も多数ありました。
ブラックではないと判断した求人もありましたが、単に記載がされていないだけで残業が多かったり固定残業をガッツリ使っていたりする可能性もあります。
無料なのでとりあえず登録をしても良いですが、将来的に一家の収入源となり得る人は他のサイトを使うことをオススメします。
イチオシ|個人的に期待している転職サイト
色々転職サイトを見てきましたが、個人的に期待しているのはランキング1位の「ウズキャリ」ですね。
「ブラック企業完全排除」と宣言している転職サイトで、独自の手法から「ブラック企業」と判断した企業を紹介しないようにしています。
具体的な判断基準や、肝心の転職支援内容について気になったので、僕の方でウズキャリの担当者さんに直接質問してみました。
質問内容は「ウズキャリの特徴を徹底取材|絶対ブラック企業に入りたくない人にオススメ」をご覧ください。
結論を言うとかなり厳密な判断基準を持っている上に、転職支援の内容も充実していました。
転職サイトの登録が済んだら職務経歴書の作成
転職サイトの登録が済んだら、次は「職務経歴書」を作成します。
職務経歴書は「私はこんなことができる人間です」と企業にアピールするためのもの。
当然魅力的なものに仕上げることが重要です。
「職務経歴書の書き方と無料ダウンロード|サクッと作って転職活動を始めよう」では職務経歴書のひな形をダウンロードできるようにしてあるので、是非利用してください。
ダウンロードできる職務経歴書と合わせて以下の解説もしています。
- 例文
- 書き方のコツ
- パッとしない職務経歴書の共通点
その他、「何もわからない方向け|失敗しない転職活動のやり方を9個のステップで解説」では転職活動終了までをステップごとに解説しています。
「年収を上げつつ毎日定時で帰る」という転職に成功した僕が、労働問題の専門家としての知識も交えて、失敗しない転職活動の方法を解説しています。
ブラック企業の少ない転職サイトまとめ
転職サイト | ブラック企業率 | |
---|---|---|
1位 | ウズキャリ | 17% |
2位 | リクルートエージェント | 60% |
3位 | doda | 60% |
4位 | マイナビジョブ20’s | 80% |
5位 | リクナビNEXT | 90% |
6位 | いい就職.com | 90% |
7位 | はたらいく | 90% |
主に時間単価と労働時間をもとにブラック企業認定を行い、ブラック企業の少ない転職サイトランキングを作成しました。
求人票は多少なりとも良い風に書かれているので、少し辛口で評価してあります。
ランキングで使っている時間単価と労働時間は、求人票に掲載されている情報を使って僕が計算をしています。
表記上の給料が高くしたり残業時間を少なくしたり、色んな制度を利用することで合法的に良い数字に置き換えることができてしまうんですよね。。。
「転職サイトなんてどこも大差無い」と思っていましたが、実際にいくつもの求人票を見てみると千差万別。
意図的かどうかは不明ですが、わかりにくい求人票を掲載している転職サイトもありました。
見やすい求人票だとブラック企業かどうかの判定も3分程度で終わりましたが、見にくいものだと10分程かかりました。
初めて転職するような方が、わかりにくい転職サイトを使って正確な情報を読み取るのは難しそうです。
会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
- 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
- 焦って変な会社の内定で妥協する
- ブラック企業に入った新入社員
- 転職で失敗したくない人