退職代行とは?初めて使う方向けにサービス内容と注意事項を解説

2019年11月25日

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

退職代行とは?初めて使う方向けにサービス内容と注意事項を解説

お疲れ様です。退職代行で退職したベンゾー(@zangyoujigoku)です。

この記事は「会社を辞めたいのに辞められない」という経験がある方に向けて、「退職代行ってなんなのか?」ということを実際に使った僕が紹介します。

この記事で伝えたい結論

  • 悪質な退職代行業者とは?
    ⇒退職代行として、やったらダメなことまでやる業者
  • どこまでをやってくれるのか?
    ⇒業者の種類によって変わる
  • 非弁行為とか言われてるけど大丈夫なのか?
    ⇒ちゃんとした業者は非弁行為にならないようにしてる

 

 

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ベンゾー

「退職代行」って最近話題になってるけど、サービス内容がよくわからないという方が多いんじゃないでしょうか?

この記事では、実際に退職代行を使って退職をした僕が、「退職代行」についてよくある疑問。具体的には以下の4点について解説していきます。

  1. 「退職代行」ってなんなのか?
  2. 怪しい業者ではないのか?
  3. どこまでやってくれるのか?
  4. 法律的に問題はないのか?

 

先に結論を言うと「僕自身、使ってみて良かった」と思っています。

使っていなかったら、現在の会社への転職が半年は遅れていたはずですし、その間はめちゃくちゃ嫌がらせを受けていたはずです。

今後あなたが「会社を辞めたいのに辞められない」という経験をすることになったら、「退職代行」という方法があることを思い出してください。

 

「退職代行を使う決意はできている」という方は・・・

「30社から選んだオススメ退職代行業者2選|3つの選ぶ基準を解説」をご覧ください。

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ベンゾー

ちょっとググっただけで30社くらい出てくる退職代行の中から、たった2社だけに厳選したオススメの退職代行業者と、選ぶために重要な基準を紹介しています。

この記事で伝えたいこと

  • 代行業者を選ぶ基準
    ⇒料金・深夜対応・会社に対する強力さの3つ
  • オススメの退職代行業者
    ⇒「退職代行SARABA」か「フォーゲル綜合法律事務所」

 

その他退職代行に関することは「【全部解説】退職代行とは?業者の選び方は?オススメは?」でまとめて解説をしています。

この記事で伝えたいこと

  • 退職代行ってそもそも何?
  • 非弁行為って言われてるけど大丈夫?
  • 退職理由って何になるの?
  • 裁判を起こされたり、損害賠償請求されたりしない?
  • 退職代行のメリットは?
  • 退職代行のデメリットは?
  • 退職代行業者は何を基準に選べば良いの?
  • オススメの退職代行業者は?
  • オススメできない退職代行業者は?

 

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退職代行とはなんなのか?|退職前の嫌がらせを回避させてくれるサービス

退職代行というのは、ざっくり言うと「あなたに代わって会社に退職の意思を伝えてくれるサービス」です。

 

具体的には、あらかじめ指定した日の朝に会社に電話をして・・・

「〇〇さんが会社を辞めたいと言っております。もう出社することもできないそうです。今後〇〇さんに伝えたいことがあれば、わたし(退職代行業者)が代わりにお伝えします。

ということを伝えてくれます。

 

要するになかなか言い出しにくい「退職したい旨」を代わりに伝えてくれるわけですね。

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現役SEの北田さん

でも退職ってそもそも自分でできることだよね?それをわざわざ他人に任せる必要ってあるの?
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ベンゾー

うん。よく言われる笑
でも信じ難いことに世の中には「とてもじゃないけど、自分の口から退職を伝えられない環境」ってのがあるんだよ。

僕も経験があるんですが、ブラック企業って退職することを伝えると、露骨に嫌がらせをしてくるんですよね。

実際に僕が受けたことのある嫌がらせはコチラです。

  • 「退職なんてさせない」発言
  • だいぶ昔の失敗までほじくり返して説教
  • 休みの日にまで電話をしてくる
  • みんなの前で人格否定
  • トイレに行くことすらさぼり扱い

こんなのが退職日まで続くと思うと、精神がぶっ壊れちゃいます。

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ベンゾー

だったら業者にお金を払って、一方的に退職してしまった方がマシじゃないですか?そんな想いに対応してくれるサービスが「退職代行」というわけですね。

 

【注意】悪質業者な退職代行業者とは

最近は退職代行も一般的になってきています。それに伴って業者の数も増加していき、中には怪しいことをしているところも出てきました。

 

詳しくは後述しますが、実は退職代行は業者の種類によってどこまでやって良いかが変わってきます。

それにも関わらず、やってはいけないことをやる業者がいます。

こういった業者は明確に悪質業者と判断できます。

 

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ベンゾー

悪質業者に退職代行を任せると、場合によっては退職できないということもあります。

 

どこまでやってくれるのか?|業者によってできないことがある

「退職代行業者に任せたら、どこまでやってくれるのか?」

話題になった当初は「退職したい旨を伝える」くらいの意味でしたが、最近では・・・

  • 実際に退職手配もしてくれる
  • 有給休暇の調整もしてくれる
  • 未払い残業や退職金の請求もしてくれる
  • 最悪揉めた場合の交渉や裁判もしてくれる

というようにサービスが増えてきています。

 

1つ気を付けて欲しいのが「どこの業者でも、全部できるわけではない」ということです。

できる業者とできない業者がいるのはなぜなんでしょうか?それは「本人の代わりに法律行為をすることは一部の人間しかできない」というように法律で決まっているからなんですね。

 

 

まず退職代行業者は大きく分けて以下の3種類あります。

  1. 弁護士の退職代行
  2. 労働組合の退職代行
  3. その他(弁護士監修の退職代行も含む)

これら3つは「法的な意味でできるサービスが違う」という特徴があります。

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ベンゾー

特に「1.弁護士の退職代行」「3.その他(弁護士監修の退職代行も含む)」は名前がそっくりですが、できることは全然違います。間違えないように注意しましょう。

 

退職代行は種類によってできることと、できないことが違っています。比較にした表がこちらです。

1.弁護士 2.労働組合 3.その他
退職届の提出 × ×
退職日の交渉 ×
有給休暇の交渉 ×
未払い残業代の交渉 ×
退職金の交渉 ×
交渉決裂時の裁判対応 × ×
損害賠償の対応 × ×
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ベンゾー

見ていただくとわかるように、退職日の交渉や有給休暇の交渉など「交渉ごと」については「1.弁護士の退職代行」か「2.労働組合の退職代行」しかできないようになっています。

 

非弁行為?法的に問題はないのか?|ちゃんとした業者は問題ない

たまに「退職代行は非弁行為だ!(要するに違法行為)」という主張を聞きます。

どういうことかと言うと、退職届を出したり、有給休暇の日程を調整するという行為は、本当は本人がやらなくてはいけない行為なんです。

これを本人の代わりにできるのは「弁護士の資格を持つ者」あるいは「労働組合」だけと法律で決められているんですね。

 

でも退職代行業者の中には弁護士の資格も無ければ労働組合でもない業者もいます。

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ベンゾー

そういった業者に対し「非弁行為だ!」と主張しているわけです。

 

ただ、多くの弁護士や労働組合以外の退職代行業者は、退職届の提出や、有給休暇の日程調整について本人にさせています。

退職代行業者がやるのは・・・

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退職代行業者

〇〇さん(←退職する人)が会社を辞めるって言ってます。有給休暇も取りたいと言っています

という伝言だけです。

だから実際は大半の業者が「非弁行為」にならないように気を付けているわけです。

 

でも、こういう業者の弱点としては「交渉=非弁行為」と分かっている企業が相手だった場合、相手にされない可能性があるということです。

どういうことかと言うと・・・

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退職代行業者

〇〇さん(←退職する人)が会社を辞めるって言ってます。有給休暇も取りたいと言っています
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会社の人

はいはい(無視)
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退職代行業者

・・・・・

これではせっかく退職代行にお願いした意味が無いですよね。

つまり、退職代行が一般的になってきた今、交渉ができない退職代行業者じゃちょっと心もとないんです。

 

そこで「30社から選んだオススメ退職代行業者2選|3つの選ぶ基準を解説」で30社の中から厳選した僕がオススメする退職代行業者を紹介しています。

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ベンゾー

僕が実際に使った退職代行業者も紹介しています

この記事で伝えたいこと

  • 退職代行業者を選ぶための3つの基準
  • オススメの退職代行業者2選
  • その他の退職代行業者がオススメできない理由

 

結論

  • 本人の代わりができるのは「弁護士の退職代行」か「労働組合」だけ
  • 弁護士でも労働組合でもない者が交渉をすると「非弁行為(違法)」になる
  • 非弁行為にならないように退職代行をすることもできる
    ⇒ただし対策をしている企業には通用しないこともある

 

まとめ|初めて使う方向けにサービス内容と注意事項を解説

  1. 「退職代行」ってなんなのか?
    ⇒退職前の嫌がらせを回避させてくれるサービス
  2. 怪しい業者ではないのか?
    ⇒たまに悪い業者もいる
  3. どこまでやってくれるのか?
    ⇒業者によってできないことがあるから注意
  4. 法律的に問題はないのか?
    ⇒ちゃんとした業者なら問題なし

「退職代行とはなんなのか?」について、よく見る疑問についてだけ回答してみました。

世の中にはこういうサービスもあるとわかっていれば、いざ自分が辞めようとしたときに方法の1つとした思い出すことができます。

ブラック企業で消耗してしまうくらいなら、こういったサービスを利用するのも十分ありです。

 

退職代行を使おうか迷っている」という方で・・・

この記事で伝えたいこと

  • 退職理由に何か不利なことを書かれないか
  • 裁判を起こされたり、法的な措置を取られることは無いか
  • 有給休暇が全部使えるって本当なのか
  • そもそも退職代行を使うメリットやデメリットはなんなのか

を知りたい方は退職代行を利用した「その後の話」|使おうか迷ってる人へをご覧ください。

 

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

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