ブラック企業の正社員より、ホワイト企業で派遣社員の方が良い理由

2019年11月10日

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

ブラック企業の正社員より、ホワイト企業で派遣社員の方が良い理由

お疲れ様です。SEから労務のプロ(社会保険労務事務所職員)へ転職したベンゾー(@zangyoujigoku)です。

この記事はTwitterで募集をした、「ホワイト企業自慢をしよう!」という企画に関する内容です!

 

応募してくださったのは、とにかく明るいうつ病患者「トニー」さん(@NumaHaru333)

ありがとうございました!

 

このインタビュー記事は以下のような方に「ズバッ!」とくる内容になっています

  • ブラック企業に勤務中
  • うつ病など精神疾患を抱えている
  • 世代問わない
  • 超大手に入りたい
  • でも入社できる気がしない

現在ブラック企業に務めている方へ、トニーさん的な結論は「ブラックな正社員で働くより、ホワイトな派遣で働いてみては?」です。

では早速インタビューへ参ります!

 

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自己紹介

うつ病ブロガーのトニーさん

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ベンゾー

まずは自己紹介をお願いします。
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トニーさん

20年間うつ病を患っている「トニー」と言います。
今は働いておらず、夫と暮らしています。
以前の職場がホワイトだったので、ご紹介します!

トニーさんは高校・大学時代をアメリカで過ごし、就職時に日本に帰国しました。その際に「うつ病」を患ってしまい、以降20年苦しい想いをしてきた方です。

なお、「うつ病」の原因は仕事ではないようです。

トニーさんのTwitterはコチラ(@NumaHaru333)

うつ病関連の情報発信をnoteで行っている方です。ご本人のうつ病体験をもとに・・・

  • うつ病患者さんにやって欲しくないこと
  • 失敗したこと
  • うつ病でも生き延びられるコツ

を発信されています。

 

当時の働き方|派遣社員

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ベンゾー

以前の職場のご紹介といことですね。当時はどのような働き方をしていましたか?
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トニーさん

派遣で働いた会社のひとつで、3年勤めていましたが非常に楽しく働けました。
最終的にはうつ病がぶり返してしまいましたが、職場に問題があったわけではありません。
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ベンゾー

派遣で入った職場がホワイトだったわけですね!

ちなみに某大手国産車メーカーで働いていたそうです。トップがフランス人でキャッチフレーズが「技術の〇〇」のあの会社です。

 

入社の経緯と敷居の高さ

入社の経緯|紹介されるがまま

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ベンゾー

その会社には、どのような経緯で入りましたか?
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トニーさん

正直派遣社員としてだったので、深く考えずに派遣会社に紹介されるがまま働き始めました。
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ベンゾー

大手やホワイト企業と繋がっている派遣会社は良いですね!

 

入社の敷居は?|派遣社員なら全然高くない

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ベンゾー

入社の敷居は高いと思いますか?
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トニーさん

派遣社員として働く場合は、派遣会社への登録をしてしまえば面接1回で採用されたので、簡単でしたね。
ただ、正社員の場合は、最初の試験が英語だと聞いていますので、それなりに難しいんだと思います。
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ベンゾー

大手だけあって、正社員の敷居は高そうですね。派遣社員としてなら、簡単に入れるというのは意外でした。

 

ここがホワイト!

1番ホワイトな部分|やり方を各自に任せてくれる

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ベンゾー

ズバリここが1番ホワイトだ!ってところはどこでしょうか?
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トニーさん

「ここが1番!」というと、仕事さえちゃんとするなら、やり方は各自に任せるという雰囲気があるところですね。
もっと具体的なホワイトだと思った部分があるので、紹介しても良いですか?
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ベンゾー

どうぞどうぞ笑

その他のホワイトっぷりはコチラ!

  • 休日が多い
  • 有給休暇を取りやすいルールがある
  • 「休みを取りつつ残業もせず、仕事をこなせる」という人が1番評価される仕組み
  • パワハラ、セクハラの被害を相談する窓口がある
  • うつ病の従業員に対するマニュアルが整備されている
  • フレックスタイムが気軽に使える
  • 服装が自由

以下で詳細解説していきます。

休日が多い

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トニーさん

休日が多かったです。
製造業は工場を止めて、全員休みにする方が、電気代などの節約になるので、一般的に大型連休や、夏冬休みはしっかりあるのかなと思います。
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ベンゾー

会社にとっても休みが多いことのメリットがあったんですね。休日の量は職場選びで大事な要素ですね。
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トニーさん

工場の関係でっていうか、フランス人の経営陣が毎年1ヶ月の夏休みをとるので、社員達も休みやすい雰囲気があったかも。
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ベンゾー

トップが休みまくってるなら、社員も休みやすそうですね笑

 

有給休暇を取りやすいルールがある

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トニーさん

正社員は有休をある程度使わないと、評価が下がるシステムだったため、年度末に慌てて何日か休む人もおりました。
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ベンゾー

ホワイト企業でよくある評価制度ですね!
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トニーさん

また「有休取得促進日」というのが、年に5~6日あったと思います。有休を取らずに出社するなら、上司に理由などの報告が必要で、半分強制的に有休を使わせるような日です。
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ベンゾー

2019年の法改正で始まった「有給休暇取得の義務化」の関係で、最近は中小企業でも多くみられるようになった制度ですね。当時からあったのは良いですね。
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トニーさん

評価の面でも「休みを取りつつ残業もせず、仕事をこなせる」という人が1番優秀とされる制度でした。
もちろん「個々の能力に合わせて、仕事を振り過ぎないようにする配慮」もありました。
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ベンゾー

こういう制度があると、従業員も遠慮なく定時退社や有給休暇取得ができるんですよね。実現できているのはホワイト企業の証拠って感じですね。

 

パワハラ、セクハラの被害を相談する窓口がある

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トニーさん

パワハラやセクハラの相談窓口が人事部にあったと思います。私と同じ部署で働いていた、派遣事務の女の子も利用していましたので、正社員じゃなくても使えるようですね。
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ベンゾー

パワハラ窓口は2020年の法改正で義務化される制度ですね。すでにあったというのは素晴らしいです!
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トニーさん

それから職場トラブルの事案が発生したときの、対応マニュアルがしっかり出来ていました。(規模の大きい会社としては、普通ですかね?)
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ベンゾー

普通かもしれませんが、当然ではないですね。色んな事例に対してマニュアルが整備されていると、従業員も働きやすいですね。

 

うつ病の従業員に対する配慮がある

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トニーさん

これは私自身が患者として体験した事ですが、メンタルの病に関する知識や、適切な対応の方法は、かなり研究されていると感じました。
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ベンゾー

中小企業ではそこまでの対応は難しそうですね。大企業ならではだと思います。
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トニーさん

うつ病、及びうつ病予備軍は10人に1人と言われる昨今、何万人規模の従業員をかかえる企業は、精神疾患を患う社員もかなりの人数になるので、対策はそれぞれ取っているのが普通だとは思います。
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ベンゾー

いくらホワイト企業でも万単位で人がいれば、精神疾患を抱える人もいますよね。確かに対策が取られているのは普通のことかもしれません。
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トニーさん

普通とは言え、休職が2年まで取得できるなど、サポートは手厚い方ではないかと思います。ブラックな企業だと、5日休んだらクビとか(違法な気がするけど)そういう話もチラホラ聞きます
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ベンゾー

休職に関しては法律で定めが無いんです。だから2年認めるのも5日しか認めないのもOKなんですよ。
さすがに5日でクビにするってのは、別の法律に引っかかりそうですけど。

 

フレックスタイムが気軽に使える

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トニーさん

フレックスタイムを採用している会社は、沢山あると思うのですが、上司の意向などで、個人の好きにはできない場合も多いと思います。
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ベンゾー

(無駄な)会議のせいでフレックスタイムが機能していないなんて話は聞きますね。
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トニーさん

しかしうちの夫(同社社員)は、課長の頃から部長よりも遅く出社するのが習慣でした。
とくに朝早く(8時頃)来る人が部長だった時は、心配して見ておりましたが、社内ルールの範囲のため、評価が下がる事はなかったようです。
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ベンゾー

部長と課長の関係よりも、全体のルールが重んじられているわけですね!本来のあるべき姿であり、理想的な状態ですね!
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トニーさん

個々人の働き方の選択を、尊重する雰囲気はホワイトだな~と思いました。

 

服装が自由

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トニーさん

スーツで来る人もおりましたが、Tシャツやアロハがポリシーのような人も居ました。
社長が出る会議でなければ、スーツは着ないという噂の、部長もおりました(苦笑)
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ベンゾー

自由ですね笑
社長が出る会議でアロハ着てても、怒られないかもしれませんね

 

ホワイトである理由は?上司?経営者?

上司によってホワイトかブラックかが決まる?

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ベンゾー

上司によってブラックかホワイトか変わるという話がありがちですが、当時の会社の場合も上司によって変わっていましたか?
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トニーさん

上司によっては社内でパワハラ、セクハラ問題が起きることもありました。
ただ、先にお伝えしたように「問題発生時の対応マニュアル」が活用されており、問題の放置ができないようになっている辺りはホワイトっぽいなと思いました。
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ベンゾー

被害者が泣き寝入りするようなことが無いわけですね。

 

こんなにもホワイトである理由は?|経営者のおかげ

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ベンゾー

当時の会社がこんなにもホワイトな理由は次の3つの内、どれが理由だと思いますか?
  1. 経営者が優秀だから
  2. 業界全体が良いから
  3. 従業員が優秀だから
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トニーさん

「1.経営者が優秀だから」ですね。
単に優秀というよりかは、経営者がフランス人だったからかもしれません。
フランス流がだいぶ定着しており、日本の常識を知らない人たちが経営していたことが、ホワイト企業になった理由じゃないかと推測します。
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ベンゾー

色々話題になった経営者でしたけど、やっぱり優秀なホワイト企業を経営する手腕はあったんですね。

 

帰宅後や休日の楽しみ|お出かけ&ドラクエ

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ベンゾー

帰宅後や休日の楽しみは何ですか?
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トニーさん

働いていた当時、平日の仕事帰りに買い物や飲み会をすることが多かったです。
休日には習い事や職場の人と遊びに行くことが多かったですね。
夫(同社社員)は夕食後のドラクエが日課になってます(笑)

 

正社員でブラックより、派遣でホワイトの方が良い

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ベンゾー

最後に「現在ブラック企業で働いていて、転職を検討している方」へのメッセージをお願いします。
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トニーさん

自分の能力や経歴では、ホワイト企業には入れないと、思ってあきらめている人が多いのも、ブラックが無くならない理由だとも思います。
でも、働いてみた経験から言えば、正社員でブラック企業にいるよりも、派遣でホワイトへ行った方が、いいんじゃないでしょうかね?
正社員だって、いつ辞めさせられるか分からないご時世ですし、派遣と大差ないと思います。
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ベンゾー

僕も世間で言われているほど派遣会社って悪くないと思ってるんですよね。
大手の派遣会社なら、派遣社員を大事な商品として扱ってくれます。使い捨ての奴隷と思っているブラックなんかよりも良いです。
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ベンゾー

以上でインタビューは終了です!ありがとうございました!

 

まとめ|ブラックな正社員よりホワイトの派遣社員

トニーさんがいた会社のホワイトっぷりは・・・

  • 仕事の自由度が高い
  • 休日が多い
  • 有給休暇を取りやすい制度
  • ハラスメントの相談窓口がある
  • うつ病患者への配慮がある
  • フレックスタイムが気軽に使える
  • 服装が自由

 

転職を検討するなら・・・

  • 大企業でも敷居が低くなる派遣社員もアリ
  • ブラックの正社員よりよっぽど良い

派遣社員として某有名国産車メーカーに勤務していたトニーさんへのインタビューでした!

超有名企業なだけに、ホワイトっぷりが半端ない感じでした。正社員の敷居は高そうですが、派遣社員なら全然高くないんですね。ブラック企業で働いている方は派遣社員も視野に入れてみるべきですよ。

 

僕自身、本業(社会保険労務士事務所の職員)では派遣会社と接することが多いです。そこで思うのは、世間で悪く言われている派遣会社というのは小さくてブラックなところ。

大手のホワイトな派遣会社であれば、派遣社員を大事な商品として扱ってくれます。育休や有給は当然自由に取れますし、育休明けの勤務時間も調整してくれます。

労災事故だってどんな小さなケガでも、病院へ行かせてくれます。なんなら給料だって結構高いですよ。

これだけ整った環境なら、そこら辺のブラック企業で働くよりもよっぽど良いですね。

 

今回は派遣でホワイト企業という話でしたが、僕自身は正社員としてそこそこの転職をしています。

「残業地獄にいるSEが異業種に転職をして、人間らしい暮らしを送る方法」にて僕自身がSEから労働問題の専門家に転職した方法を紹介しています。

過酷な労働環境から脱出したい方は是非ご覧ください。

 

すでに転職活動を検討していると言う方には「ウズキャリ」という転職サイトをオススメします。

「ブラック企業完全排除」と宣言している転職サイトで、独自の手法から「ブラック企業」と判断した企業を紹介しないようにしています。

具体的な判断基準や、肝心の転職支援内容について気になったので、僕の方でウズキャリの担当者さんに直接質問してみました。

質問内容は「ブラック求人の無い転職サイト|ウズキャリをオススメする2つの理由」をご覧ください。

結論を言うとかなり厳密な判断基準を持っいる上に、転職支援の内容もなかなか充実していました。

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「ウズキャリ」公式サイト

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ベンゾー

是非合わせてご覧ください!
この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

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