【会社の辞め時】「趣味ができない」は退職のタイムリミット

2020年6月9日

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 /1番オススメの退職代行を調べるために、実際に職場を退職して確認 /月に10回以上、LINE@やTwitterで仕事の無料相談を受けています/ ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

【会社の辞め時がわからない】「趣味ができない」は退職のサイン

お疲れ様です。趣味と家族サービスを兼ねて、BBQやDIYを毎週やっているベンゾー(@zangyoujigoku)です。

 

この記事では

Left Caption

現役SEの北田さん

ブラック企業に就職してしまい、いつ辞めようか迷ってる・・・

こんな方に向けて「退職をしなければならないタイミング」を提案します。

Right Caption

ベンゾー

それは「趣味をする時間が無くなったとき」です

 

この記事を読んで貰いたいのは以下の方

  • ブラック企業に就職してしまった
  • もう数年勤めているけど、いつ退職しようか迷って決断できない
  • 最近趣味をする時間が無い

この記事を読めば、自分がいつまでに退職しなければならないか判断することができます。

注意

この記事は「いつ辞めようか」迷っている方向けです。

「辞めること自体」を迷っている方は「就職失敗した人こそやるべき。ブラック企業で考えること」をご覧ください。

 

まず最初に「趣味ができないこと」をどうにかしたいと思っていることが素晴らしいです。

普通の会社員なら、会社のクラブ活動や地域の活動、昔からの趣味や新しく始めたことを楽しんでいます。

 

しかしブラック企業では・・・

  • 平日は遅くまで仕事
  • 休日も仕事
  • たまに休めたら泥のように眠る

この繰り返し。でもそうしないと仕事が終わらないし、体がもたない。

そこで・・・

  • 元ブラック企業社員
  • 現在は毎日定時ダッシュで趣味や家族サービス

という僕が、「ブラック企業を退職する基準」を紹介します。

 

結論を言うと、「趣味をする時間がない」というのは結構ヤバい状況。

そのままにしておくと、身も心もブラック企業に馴染んで手遅れになります。

Right Caption

ベンゾー

仕事で趣味ができなくなったことが、人生のターニングポイントになりました

 

「辞めたくなってから転職活動」は遅いです。

会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
  • 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
  • 焦って変な会社の内定で妥協する
かと言って「転職しない」という選択も取りたくない。
Right Caption
ベンゾー
こんな問題を解決するために、「転職活動だけ」でも早めに始めることをオススメします。
「転職活動はいつから?新入社員こそ入社日に始めるべき6つの理由」では、早めの転職活動を行うべき理由を解説しています。
  • ブラック企業に入った新入社員
  • 転職で失敗したくない人
という方は、いざってときの保険として転職活動をしてみませんか?

早めの転職活動が良い理由

 

9ステップで失敗しない転職方法

 

広告

趣味ができないなら仕事を見直すべき

「仕事のせいで趣味ができない」という状況なら、趣味を諦めるのではなく仕事を見直すべきです。

仕事をするために生きているんですか?

楽しい時間を過ごすために生きているんですか?

Right Caption

ベンゾー

当たり前ですが、楽しい時間過ごすために生きていますよね。

 

楽器の演奏、映画鑑賞、旅行、キャンプ、ライブ、マンガ、ゲーム

色んな趣味がありますが、いずれも時間を使うもの。

 

労働時間が長くて、家に帰ったら食事・風呂・睡眠だけでまた仕事・・・

こんな生活をしていれば、趣味をする時間が無くなって当然。

 

厚労省によると正社員の男性が仕事を辞める理由の3割以上が「労働時間」となっています。

労働時間が長かった・休暇が少なかったから:30.9%

引用:厚生労働省ー仕事を辞めた者の離職理由

 

思い返してみれば、ブラック企業で働いていた元同僚も同じでした。

元々は趣味を持っている人でしたが、仕事をするにつれて趣味が無くなり身体を壊して辞めていきました。

 

趣味から仕事への影響

  • 趣味なんて無くても仕事には影響しない!
  • 趣味に使う時間があるなら、勉強するべき!

そんな意見もありますが、これは違うと思います。

 

仮に人に言えないような趣味だったとしても、自分が楽しい時間を過ごせるものなら仕事の役に立つと思っています。

 

雑談の引き出しが増える

雑談ができることは仕事をする上で重要なポイントになります。

雑談がうまい人は、社会性や協調性がある人だと評価されやすく、相手に心を開いてもらうことができるので、そこからしっかりした信頼関係の土台を作っておくことにつながります。そのため、良好な人間関係には雑談が重要なのです。

引用:FORZA STYLEー雑談力を上げれば、職場で本物の「デキる人」になれる!

 

趣味がなければ雑談ができないわけじゃありません。

コミュニケーション力に自信のある方なら、どんな話題でも広げて盛り上げることができるでしょう。

でも、コミュニケーション力に自信の無い方なら、趣味という1つの引き出しを持っておくと心強いと思いませんか?

Right Caption

ベンゾー

僕もよく趣味の話から雑談をします

 

これはオリエンタルラジオのあっちゃんが、「雑談力を身に付ける方法」を紹介している動画です。

特別な才能は不要で、理論的に雑談力を鍛える方法を解説しているので、「自分、コミュ障なんだよな」って方はオススメです。

30分×2本の構成なので、1時間あれば見終わります。

 

一見関係無さそうでも趣味が仕事で役に立つことも

月に数百万稼ぐ人が言っていました。

Left Caption

稼ぐ人

趣味が無いようなやつと一緒に仕事をしてても楽しくない

 

これは人の価値観次第なので、絶対正しいとか正しくないってわけじゃありません。

単に「こういう意見の人もいるよ」って程度に受け取ってください。

 

上の意見を言った人いわく、

Left Caption

稼ぐ人

趣味が充実していない人は、仕事でハリが出ない

だそうです。

わかるようなわからないような意見ですが、言ってる本人が月に数百万稼ぐ実績を持つ人なので、信ぴょう性はいくらかあるのかも。

 

実際この人は本業以外にも色々な仕事の依頼を受けており、休みが無いんじゃないかってくらい働いていますが、趣味の時間はちゃんと確保していました。

 

趣味からプライベートへの影響

趣味をムリヤリ仕事と結びつけなくても良いです。

普通にプライベートの充実具合と趣味は大きく影響します。

 

婚期を逃すと色々ヤバい

年齢的な意味で婚期を逃すと色々ヤバいのは言うまでも無いですね。

 

すでに相手がいたり予定があるなら良いんですが、そうじゃない人は要注意。

Right Caption

ベンゾー

出会いの場はありますか?

 

「毎日仕事漬けの生活で休みの日は寝てるだけ」とかだと、あっという間に婚期を逃しますよ。

ブラック企業の元同僚は、仕事だけで20~30代を過ごした結果、婚期を逃していました。

お金も持っていて容姿も整っているんですが、単純に出会いの場が無いことが原因。

 

一方で、趣味でやっている活動から相手を見つけた方もいます。

  • 好きなアーティストのライブで知り合った方と結婚
  • ゲーム仲間と結婚
  • イベントで出会って結婚(する予定)
  • 趣味で書いてるブログの読者と結婚

これ、実際の知り合いの例です。

いずれも趣味がきっかけで相手を見つけた感じですね。

 

趣味があるかどうかだけで、一生一緒に過ごすかもしれない相手と出会えるかどうかが決まってきています。

そう考えると、「趣味ができなくなるような仕事」ってのは罪深い存在ですね。

 

家族サービスできてる?

先に結婚できるかどうかという話をしました。今度は「結婚をした後」の話。

家族サービスはできていますか?

 

「残業170時間をしたSEが死にそうになって社会保険労務士事務所へ転職するまでの体験談」の記事でも書きましたが、ブラック企業時代の部長は家族サービスが一切できていませんでした。

家族参加OKの会社のイベントに娘2人を連れてきた部長でしたが、明らかに避けられていました。

常に3メートルくらい距離を空けられているんです。

後々部長に聞いてみると・・・

  • 家の中では部長がいない状態が当たり前
  • たまに家にいると、日常と違うから違和感が出る
  • 嫌われていないはずだけど、避けられている
  • 家に居場所が無い

とのことでした。

この部長、社内では結構偉いポジションにいる人で、部下からも慕われている人ですよ。

そんな部長でも家の中では酷い状態なんです。

 

 

一方、僕は自分で言うのもなんですが、家族サービスはできている方だと思っています。

毎週金曜の夜と土曜の夜は、食パンを作っています。

食パン以外に、カスタードクリームやクレープを作ることも多いです。

 

そんな僕ですが、息子(当時2歳)の発表会で泣きそうになりました。

「転職して子育てに集中したら、発表会で泣きそうになった話」でも書いたんですが・・・

  • 普段から子育てに参加をしている上で発表会を見に行く
  • 普段は子育てしてないけど、発表会は見に行く

この2つでは全然結果が違います。

 

自分の息子と、親戚の子の発表会を見て感じたことを比較してみました。

自分の息子
  • 産まれてからの記録がある
  • フラッシュバックする
  • 不覚にも泣きそうになる
親戚の子
  • 断片的な記憶しかない
  • フラッシュバックしない
  • 「可愛いな」という印象

結論、「何もできなかった頃から、何かをできるようになった」を1つずつ見てきた経験により、息子の成長を感じることができたんだと解釈しています。

 

どうでしょうか?家族サービス大事だと思いませんか?

「結婚したから終わり。仕事に戻ろう。」じゃありませんよ。

 

上司から怒られることより、趣味ができない方が辛かった

ブラック企業時代の上司はよく怒る人でした。

でも、その人の存在よりも残業で趣味ができなくなったことの方が辛かったです。

 

飲み会に行けなかったことが決め手で退職

飲み会に行くことが趣味だったことがあるんですが、これが退職の決め手になっていました。

僕は「仕事より趣味」という考えでずっと過ごしていたので、どんなに残業で遅くなっても誘われた飲み会には必ず参加していました。

Right Caption

ベンゾー

深夜1時に解散の飲み会に0時半に行ったこともあります。

 

「残業170時間をしたSEが死にそうになって社会保険労務士事務所へ転職するまでの体験談」でも書いたんですが、残業があまりにも多くなってきたころ、ついに「飲み会」に出席することすらできなくなった時期がありました。

幹事として数週間前から準備をしているのに、自分は仕事があるから参加できないのが確定しているという状況。

 

「飲み会」の終わった4時間後くらいに残業が終わる日々。

何のために参加者の出席確認や、会場との打ち合わせをやっているのかわからなくなってきました。

Right Caption

ベンゾー

この出来事が僕の人生のターニングポイントだったかもしれません

 

まとめ|これ全部「原因はブラック企業」と言っても過言じゃない

  • 趣味をする時間が無くなったこと
  • プライベートを充実させる時間がなくなったこと
  • 仕事を辞めるきっかけを作ったこと

これ全部、原因は「ブラック企業」にあると言っても過言じゃありません。

 

ここに書いた内容と同じような状況の方。

「転職活動がめんどくさい」って言ってる場合じゃないですよ。

ブラック企業だと気付いているのなら、今すぐ行動を起こさないと以下のようになります。

  • 過重労働で身体を壊して退職
  • 雑談をする引き出しも無く、仕事の質が落ちる
  • 婚期を逃す
  • 家族サービスができず、家に居場所が無くなる
  • 趣味をする時間を失う

 

「めんどくさがってる場合じゃない|転職活動をしない理由を潰します」でも書きましたが、転職活動をやらない理由として

  • まだ未熟だから転職できない
  • もう若くないから転職できない
  • 忙しいから転職できない

などなどの理由を聞いてきました。

もっともらしい「転職できない理由」を言ってきますが、結局のところ「転職活動がめんどくさい」からじゃないですか?

 

「辞めたくなってから転職活動」は遅いです。

会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
  • 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
  • 焦って変な会社の内定で妥協する
かと言って「転職しない」という選択も取りたくない。
Right Caption
ベンゾー
こんな問題を解決するために、「転職活動だけ」でも早めに始めることをオススメします。
「転職活動はいつから?新入社員こそ入社日に始めるべき6つの理由」では、早めの転職活動を行うべき理由を解説しています。
  • ブラック企業に入った新入社員
  • 転職で失敗したくない人
という方は、いざってときの保険として転職活動をしてみませんか?

早めの転職活動が良い理由

 

9ステップで失敗しない転職方法

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 /1番オススメの退職代行を調べるために、実際に職場を退職して確認 /月に10回以上、LINE@やTwitterで仕事の無料相談を受けています/ ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

広告