SEの残業時間を減らした3つの方法|正攻法と裏技

2019年10月22日

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

SEの残業時間を減らした3つの方法|正攻法と裏技

お疲れ様です。SEから労務のプロ(社会保険労務事務所職員)へ転職したベンゾー(@zangyoujigoku)です。

この記事では残業時間の長いSEに向けた、具体的な改善方法を紹介します。

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現役SEの北田さん

今日も仕事が終わらない・・・
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ベンゾー

北田さんは毎日残業が続いてるみたいだね
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現役SEの北田さん

まぁ僕がっていうか、SEってみんな残業多いじゃん?キツイけどしょうがないかな・・・
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ベンゾー

そうだね。僕もSEだったころは残業が多かったな
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現役SEの北田さん

目の前の仕事を終わらせるのに必死で、あっという間に時間が経っちゃうんだよね・・・
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ベンゾー

何も変わらないまま時間だけが経っちゃうってやつだね。じゃあ僕がSEだったころに実際に残業を減らした方法を紹介するよ
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現役SEの北田さん

なるべく簡単な方法でお願い・・・

 

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正攻法|3ステップで残業を100時間減らした方法

まずは正攻法として実際に残業を減らした方法を紹介します。

  1. まずは残業を減らす方法をするための時間を作る
  2. 残業を減らす方法の準備をする
  3. 残業を減らす方法を実行する

という3ステップに分けて紹介しますね。

 

やらなきゃいけない仕事の優先順位を下げる

残業時間を減らすには、なにかしら工夫をしなければいけません。

例えば・・・

  • 業務効率を上げるための機材の投入
  • 新しい仕事の方法を検討
  • 顧客へ理解を求める行為

色々な方法がありますが、いずれにしても「何かをやる」時間が必要ですよね。

そのためにやらなきゃいけない仕事の優先順位を下げました

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現役SEの北田さん

やらなきゃいけない仕事なのに優先順位を下げていいの??
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ベンゾー

無謀に思えるかもしれないけど、そうしないと変わらないからね。「空いた時間に改善しよう」なんて思ってたら、ずっと変わらないよ
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現役SEの北田さん

たしかにそうだけど、大丈夫かな。心配だな・・・
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ベンゾー

「やらなきゃいけないことが多くて、業務の改善ができませんでした」っていう言い訳ができちゃうからね。

日常業務が多い人にありがちなのが、簡単な改善がいつまで経ってもできないということ。

簡単な改善というのは・・・

  • 資料を作れば、次回からは後輩にやってもらえること
  • エクセルとかでツールを作れば、次回からは自動でできること
  • 顧客と相談すれば、次回からもっと楽な方法でできること

といったことですね。

 

こういった改善をできない理由に「日常業務が忙しいから」という言い訳を使えちゃうんですね。

だから思い切って日常業務の優先順位を下げてください。

そして、残業を減らすための工夫の優先順位を上げてみましょう。

 

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現役SEの北田さん

まずは無理やりでも時間を作るってことだね!

次は具体的な工夫の方法を書いていきます。

 

頭の中を整理|仕事のマニュアルを作る

日常業務の優先順位を下げることで、時間を作ることができましたね。

ここからは具体的な工夫の方法を書いていきます。

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現役SEの北田さん

できるだけ簡単な工夫でお願い・・・
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ベンゾー

全然難しくないよ。僕自身がそんなに優秀なSEじゃなかったし、本当に簡単なこと。やろうと思えば誰でもできちゃうから。
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現役SEの北田さん

そうなんだ。じゃあ早速教えて!
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ベンゾー

それは「仕事のマニュアル」を作るということ!ただし、自分だけがわかるメモじゃなくて、他の人が見てもわかるように意識してね。

面倒だと思いますが、できる限り全部の仕事のマニュアルを作りましょう。そのマニュアルを見れば、誰でも仕事のやり方がわかるくらいに細かく書く方が良いですね。

 

SEには色んな仕事がありますよね。

  • 製造作業
  • 導入作業
  • 保守作業
  • 顧客の問い合わせ対応

できるだけ色んな仕事のマニュアルを作っておきましょう。

このとき文章だけで終わらせるのではなく、パソコンのスクリーンショットなどで画像を使って分かりやすくすると良いですね。

繰り返しますが、自分だけがわかるようなマニュアルではなく、他人が見てもわかるマニュアルを目指しましょう。

 

コツは・・・

  1. 文章を並べるよりも、画面と注釈中心にする
  2. 「〇〇だったら××にする。違ったら△△にする」という条件分岐は少なくする
  3. 「このくらい書かなくてもわかるだろう」という考えはやめる

の3点です。

 

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現役SEの北田さん

自分の頭の中を整理するイメージだね!

次は作ったマニュアルの使い道を紹介します。

 

仕事の分散化|後輩・同僚にマニュアルを使ってもらう

仕事のマニュアルができたらそれを同僚や後輩にも使ってもらいましょう。

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現役SEの北田さん

仕事のマニュアルを何個か作ってみたよ!
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ベンゾー

じゃあそれを後輩や同僚に使ってもらおうか。「この仕事お願いできる?マニュアル作ってあるから」って感じで使ってもらおう
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現役SEの北田さん

でも後輩や同僚も忙しい人が多いからな・・・
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ベンゾー

たしかにSEってそんな業種だよね。でも1年中全員が忙しいってことは少ないんじゃないかな?忙しくない時期や人もいるよね
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現役SEの北田さん

いるにはいるけど、やったこと無い人だからできないんじゃないかな・・・
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ベンゾー

そのために「マニュアル」を作ったんだよ
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現役SEの北田さん

・・・!

たいていの会社には、残業の多い人と少ない人がいます。まんべんなく多い人ばかりという会社でも、時期によっては多い部署・少ない部署がありますよね。

例えばあなたが忙しい時期が夏頃であれば、夏に余裕のある部署の人に仕事を振ってみましょう。

あるいはまだ仕事が少ない後輩に振るのも良いですね。

 

このとき、「自分ならできるけど他の人にはできない」という仕事がありますよね。

そんな仕事をやってもらうために、マニュアルを使ってもらうんです。

 

ここまですれば残業時間を減らすことができます。

実際、僕はこの方法を使って自分がいたグループの仕事を、他の暇な部署に投げまくっていました。

結果的に最大で月間100時間近く残業を減らせました。

 

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現役SEの北田さん

他の人にやってもらった分、残業を少なくできそうだ!
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ベンゾー

いわゆる「仕事の分散化」という方法だね。パソコンで資料を作るのはSEにとっては簡単な仕事だから、ぱぱっとマニュアルを作ってどんどん分散化してみよう!

ここまでのやり方はいわゆる正攻法です。次は裏技的な方法を書いていきます。

 

裏技|正攻法で残業を減らせなかったSEのための方法

正攻法を使っても残業を減らせない場合もあります。そんな場合に試す価値のある裏技(実際に僕がやったもの)を2つご紹介します。

裏技というだけあってリスクのある方法です。十分に考えてから試してみましょう。

 

裏技1|上司に相談をして残業を減らしてもらう

上で書いた正攻法を使って100時間近く残業時間を減らした僕ですが、まだまだ数十時間の残業が発生していました。

そこで今度は裏技的な方法に挑戦してみました。

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現役SEの北田さん

残業を100時間減らしたのに、まだまだ残業が発生してるって・・・
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ベンゾー

今思ってもなかなかすごい残業時間だったな。正攻法なだけに結構な努力をして減らしたけど、まだまだ残業してたよ
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現役SEの北田さん

なんかもう残業減らすこと自体を諦めたくなるな・・・
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ベンゾー

諦めるくらいなら残業を減らす裏技を試してからにしてみなよ
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現役SEの北田さん

えぇー!そんな裏技があるんだったら最初から教えてよ!
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ベンゾー

良いけど、裏技っていうくらいなんだからリスクもあるよ?

ズバリ裏技的な方法は「上司に相談をする」です。

どうしても残業を減らしたかった僕は、思い切って上司に相談をしてみました。

単刀直入に「残業時間を減らしてもらえませんか?」と。

びっくりしたのは、思っていたよりもあっさりと認められたということ。翌月は残業時間が30時間になりました。

 

なんでこんなにあっさりと認められたのか?

当時は残業を減らすことしか考えてなかったので分かっていませんでしたが、労務のプロとなった今ではわかります。

会社からすれば、会社に残ってくれるなら多少の要望は受け入れた方が得なんです。

 

というのも、その当時の僕は4年目の社員。ある程度難しい仕事もできるようになっており、後輩を指導することもできる社歴です。

そのレベルまでいった社員から「残業時間を減らしてもらえませんか?」とお願いされ、それを断ったらどうなるか。

おそらく断られた社員は退職しますね。

4年かけて育てた社員が辞めるくらいなら、残業時間を減らすことくらいのお願いは受け入れた方がお得なんですよね。

 

ただ、裏技というだけあってリスクもあります。

それは「損得勘定を抜きにしてこの手のお願いは却下する上司もいる」ということ。

頭の中では、「残業時間を減らしてでも会社に残ってくれた方が得である」とわかっていても、いろんな事情で受け入れられないケースがあります。

例えば・・・

  • 他の社員に示しがつかないから
  • 上司がさらに上の上司を説得できないから
  • 業務量的に残業を減らせないから

といったケース。

しかもこの場合、もしかすると査定に響いたりして今後のボーナスや昇給が悪くなることも考えられます。

そうなると、残業は減らないし査定も悪くなるという踏んだり蹴ったり状態になります。

ここまで理解した上で上司に相談をしてみましょう。

 

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現役SEの北田さん

ちょっと大胆過ぎて怖いけど、会社の立場で考えたら受け入れてくれそうだね。

ちょっと裏技的なものでしたが、次はさらに裏技的な方法を書きます。

 

裏技2|残業の少ない業種に転職をした

元も子もないと思われるかもしれませんが、最終手段の「転職」をしました。それも「異業種への転職」です。

残業の少ない職種に転職をしたため、ほぼ0時間です。トラブルと繁忙期が重なったりして、どうしても忙しいときは30時間くらい残業しています。

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現役SEの北田さん

確かに残業は減るかもしれないけど、元も子もないね
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ベンゾー

そういわれても仕方ないね。でも残業は確実に減ったよ
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現役SEの北田さん

ベンゾーさんはたまたま転職に成功したかもしれないけど、失敗しちゃう方が多いんじゃないの?
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ベンゾー

確実に成功するとは言い切れないけど、SEの異業種への転職は結構有利だよ
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現役SEの北田さん

そうなの?でもSEって言っても、そんなにハイレベルな仕事は自信がないんだけど・・・
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ベンゾー

年収3倍!とかは無理かもしれないけど、年収据え置きで残業少な目とかなら十分狙えるよ

実はSEの経験って他の業種でもめちゃくちゃ使えるんです。

僕は労務のプロとして、今まで100社以上見てきました。それで分かったんですが、ある程度の規模の会社でもIT企業じゃなかったらパソコンを使える人って少ないんです。

元SEの僕の目から見て、この人は「十分パソコン使えてるな」って思えるのは100人に1人くらい。つまり1%です。

その1%の人でも、できるのは保守的なことが中心。エクセルのマクロやbatなんかで簡単な開発もできるという人になると、もっと少ないです。

 

現役SEの方からすると考えられないかもしれませんが、20~30代の若い人であっても、パソコンを満足に使える人ってめちゃくちゃ少ないんです。

NumLockとか知らない人も多いです。エクセルの簡単な関数も使えませんし、当然マクロなんて知らないレベルです。

SEなら1時間で終わるような作業を、1日かけてやってるなんてことも多々あります。

 

そんな中で元SEの人が応募してきたら、会社からするとラッキーなんですよね。

だからSEを経験したということは、異業種の転職にものすごい有利に働くんです。

 

IT企業やSEという業種・職種にこだわりが少ないのであれば、別業界への転職というのも1つの方法としてオススメです。

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現役SEの北田さん

他の業界がそんなことになってるなんて知らなかった。自分でも活躍できそう!
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ベンゾー

実際僕はSE時代たいして優秀な社員じゃなかったけど、今は重宝されてるよ

「残業地獄にいるSEが異業種に転職をして、人間らしい暮らしを送る方法」にて僕自身がSEから労働問題の専門家に転職した方法を紹介しています。

 

ブラック企業にはもう絶対勤めたくないと言う方にオススメの転職サイトは「ブラック求人の無い転職サイト|ウズキャリをオススメする2つの理由」で紹介しています。

 

まとめ|SEの残業を減らす正攻法と裏技

  • 正攻法|マニュアルで仕事の分散化
  • 裏技1|上司に相談をして残業を減らしてもらう
  • 裏技2|異業種に転職してみる

以上3つの方法をご紹介しました。

いずれの方法も僕自身が実際に行った方法で、結果的に残業が減ったものになっています。

だからといって他の人でも絶対に結果が出る方法とは言えません。

でも「残業が減ればいいのにな~」って思いながら目の前の仕事をやってるだけでは、一生残業は減りません。むしろ増えるかもしれません。

正攻法でも裏技でも良いので、せっかくここまで読んでいただいたのならチャレンジしてみましょう!

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

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