転職で自分に合う会社を選ぶ方法【求人票を眺めるだけは終了】

2020年2月29日

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

転職で自分に合う会社を選ぶ方法【求人票を眺めるだけは終了】

お疲れ様です。本業で日頃から多数の経営者と会話をしているベンゾー(@zangyoujigoku)です。

 

この記事では「転職をする上で自分に合った会社を選ぶ方法」を解説します。

漠然と転職活動をしていると、どんな会社を選べば良いのかわからなくなってきませんか?

  • 大量の求人票を眺めているだけで、頭には入ってこない
  • 求人票のどこに注目するべきかわからない
  • そもそもどんな会社を求めているのかわからない

こんな方は「自分の価値観」を定めておきましょう。

簡単に言うと「価値観の一致する会社=理想の会社」です。

 

会社員を続けていくなら、自分の価値観とより近い会社を見つけ、そこで活躍できるように頑張ることが大切なんです。

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ベンゾー

自分の価値観を定めてしまえば、求人票のどこに注目するべきかもわかり、面接で何を確認するべきかも決まってきます。

 

この記事では

  • 価値観を定めることの重要性
  • 自分の価値観の定め方
  • 自分の価値観に近い会社の見つけ方
  • 理想の会社に入る方法
  • 入社後の考え方

について書いていきます。

漠然と求人票を眺めるだけの転職活動を終わらせ、自分と合う会社を選ぶ転職活動を始めてみましょう!

 

「何もわからない方向け|失敗しない転職活動のやり方を9個のステップで解説」では転職活動終了までをステップごとに解説しています。

「年収を上げつつ毎日定時で帰る」という転職に成功した僕が、労働問題の専門家としての知識も交えて、失敗しない転職活動の方法を解説しています。

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ベンゾー

記事を見ながら転職活動を進めるだけで、失敗しない転職活動ができます。

 

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自分に合う会社=価値観の一致する会社

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現役SEの北田さん

「自分に合う会社」ってつまりどういうことなの?
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ベンゾー

簡単に言うと「価値観が一致する会社」だよ

「価値観が合う」ってことは、同じ方向を向いて努力ができるということ。

同じ方向を向いているということは、努力や成果が正当に評価されやすいということです。

 

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ベンゾー

ここでは価値観が「どれくらい重要か」を解説していきます。

 

価値観が合わないとどうなるか

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ベンゾー

価値観が合わないと、自分の頑張りや成果が評価されず、働きにくくなります。

例えば製造業において商品を作るとき、どのくらいの完成度を求められるか考えてみましょう。

 

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現役SEの北田さん

商品なんだからできるだけ良い状態の物が良いんじゃないの?
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ベンゾー

でも良い状態の物を作るには、それなりの時間(コスト)が必要ですね。コスパとの兼ね合いが重要です。

 

良い商品を作るからっていくらでも時間をかけて良いわけじゃないですよね。

  • じっくり時間をかけて100%の完成度が必要
  • 時間をかけて80%の完成度が必要
  • 60%の完成度で十分だから素早さを重視する

などなど。

この感覚が会社と自分とで一致していることが重要なんです。

 

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社長

時間やコストはかかっても良い。でも完成度は80~90%は絶対必要!
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従業員

僕は早く作るのが得意。完成度は60%で良いから、他人の2倍の量を作ろう!
Right Captionベンゾー
これでは評価が低いままですね。昇給やボーナスも期待できません。

POINT会社と価値観が合っていないと、頑張りや成果が評価されにくくなる

 

成長している会社は価値観(理念)が明確

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ベンゾー

ここでは僕が本業で出会った「成長している会社」の特徴を紹介します

僕は本業で100人以上の経営者と付き合いがあります。

さすがにこれだけの人数と会話をしていると、「成長している会社」と「そうでない会社」の特徴が見えてきます。

 

成長している会社は「企業理念」が明確です。

「企業理念」と言っても、朝礼で唱和するだけの綺麗ごとじゃありません。

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ベンゾー

儲かるために重要視している明確な理念のことです。

 

先に解説をした「商品の完成度」なんかも明確な企業理念です。

他にも以下のようなものがあります。

  • 残業してでも受注を増やすか
  • 結果だけを管理して、手法は各自に任せている
  • 顧客からの要望にどこまでサービスで対応するか
  • 相場に対する商品の価格

こうした理念がフワフワとブレている会社は、残念ながらあまり成長していないことが多いです。

 

会社は理念に合わせて人事制度を作る

ここで人事制度の話をします。

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ベンゾー

人事制度というのは、ざっくり言うと給料の昇給具合やボーナスの支給額を決めるための制度です。

違う言い方をすると、会社としてどんな社員を評価するべきかを決める制度となります。

 

人が人を評価するわけなので、全員を公平に評価することは困難です。

そこで多くの会社では、会社の理念と一致する人が評価されやすく、理念と一致しない人は評価されにくい制度を取ります。

 

POINT

  • 会社の理念と一致する社員
    ⇒働きやすい
  • 会社の理念と一致しない社員
    ⇒働きにくい

 

仕事における価値観を再確認する方法

価値観の一致が大事だよという話をしてきました。

ここからは自分の価値観ってどんな感じだろう?という疑問を解決していきます。

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ベンゾー

ここで挙げるのは一例です。自分の職種や業界によって色々な考え方が出てくるはずなので、例を参考にしてみてください。

 

社会人全般としての価値観を再確認する方法

まずは社会人全般としての価値観を確認していきます。

  • 仕事とプライベートの両立具合
  • 多少の残業は許容範囲か、非常時以外に残業はしないか
  • 仕事のやり方は自由にさせて欲しいか、しっかり管理されたいか

これらに対して、自分ならどう思うかと考えてください。それが価値観です。

 

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現役SEの北田さん

「多少の残業は許容範囲か、非常時以外に残業はしないか」ってあるけど、会社からすれば残業してくれる人の方が嬉しいんじゃないの?
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ベンゾー

会社によっては本当に残業が全然ないところもあるから、一概には言えないんだよ。

 

製造業・サービス業等の価値観を再確認する方法

次は製造業やサービス業の社員としての価値観です。

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ベンゾー

主にパソコンや機械で何かを作ったり、接客をするような職種の方はここに該当します。

 

内勤としての価値観は、何かを製造するときに以下の内どれに該当するかを確認します。

  • じっくり時間をかけて100%の完成度が必要
  • 時間をかけて80%の完成度が必要
  • 60%の完成度で十分だから素早さを重視する

「完成度」を「サービス品質」に置き換えれば、製造業だけでなくサービス業でも確認できます。

 

営業としての価値観を再確認する方法

最後に営業職の価値観です。

  • 顧客のわがままをサービスとして受け入れるか、お金を取るか
  • お金を取りやすい客からはたくさんとるか、一律同じ金額にするか

どこまでお客さんを甘やかすか、厳しくするかとも言えますね。

 

「お客様は神様」精神の会社が多い中、最近は「ダメな顧客は突き放す」というスタンスの会社も増えてきています。

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ベンゾー

会社の営業スタイルと、自分の営業スタイルが一致しているか確認しておきましょう。

 

自分の価値観と近い会社を見つける方法

価値観の一致が大事という話、自分の価値観の再確認方法の話をしてきました。

次は自分の価値観と近い会社を見つける方法を解説していきます。

 

仕事とプライベートの比率の確認方法

1日の内、どれくらいを仕事に費やし、どれくらいをプライベートとできるのかを確認します。

つまり労働時間や年間休日数の話になります。

 

労働時間も年間休日数も求人票からある程度確認することができます。

労働時間は求人票の

  • 就業時間と休憩時間
  • 時間外労働時間

を確認しましょう。

 

時間外労働時間が掲載されていない場合、「固定残業(みなし残業)」という記載がないか確認してください。

これはある程度の時間なら、最初から残業をしていることとして給料を払うという制度です。

会社によりけりですが、例えば固定残業が20時間となっていた場合、少なくとも20時間は残業することが多いです。

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ベンゾー

固定残業はあるけれど、普段から残業をあまりしないという会社もあります。

固定残業(みなし残業)について、より詳しく知りたい方は「【固定残業代・みなし残業】計算例と仕組みを徹底解説」をご覧ください。

一見給料の高い求人に見えるけれど、実際は安い求人票を見つけることができるようになります。

 

年間休日数はカレンダー通りに休みたいなら120日以上が目安になります。

年間休日数と土日祝日の休め具合の関係は「年間休日〇〇日ってどれくらい?土日祝の休め具合を解説」で解説しています。

「年間休日〇〇日」と言われてもピンと来ない方はご覧ください。

 

POINT

  • 労働時間(就業時間と休憩時間)
  • 年間休日数
  • 時間外労働時間
  • 固定残業(みなし残業)

を求人票でチェック

 

仕事のやりやすさの確認方法

仕事のやりやすさを確認します。

例えば以下のような内容を確認してみましょう。

  • 仕事のやり方を任せてもらえるか
  • 成果物の完成度はどこまで求められるか
  • 顧客に対する営業スタイル
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ベンゾー

他にも自分が仕事をする上で重要視していることがあれば、追加してみてください。

 

これらは面接の場で確認をするのが良いです。

面接の最後に逆質問として「何か聞きたいことはありますか?」と聞かれますので、ここで確認しましょう。

 

 

面接の逆質問については「【チェックリスト付き】転職面接の逆質問でブラック企業を回避する方法」という記事も書いています。

ブラック企業を避けるための逆質問対策を、ダウンロードできるチェックリスト付きで解説しています。

合わせてご覧ください。

 

1回の転職で理想の会社に出会えると思わない方が良い

これとても大事なんですが「1回の転職で理想の会社に出会える」とは最初から思わない方が良いです。

運が良かったり、素晴らしい実績を持っている方なら別ですが、基本的には2回3回と転職をするものだと思っていてください。

 

ホワイト企業に入るにはタイミングが重要

理想の会社に入るには、2回3回と転職するつもりでいて欲しいと書きました。

なぜなら転職はタイミングがとても大事だからです。

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ベンゾー

どれだけ優秀な人でも、会社が募集をしていなければ入れませんよね。

 

「【ホワイト企業の特徴まとめ】実際に勤務してる人に聞いたリアルな情報」でホワイト企業に勤めている6名の方にインタビューをした内容を載せています。参考にしてみてください。

ホワイト企業の実態や、入社の敷居を書いています。

ホワイト企業に勤めている方が言うには、なるべく早い時期から転職活動を始めておくことが大事なようです。

 

そもそも自分が入社できるだけの人材か

理想的な会社を見つけることができ、そこが募集をしていたとしても自分が入社できるとは限らないですよね。

面接で過剰にアピールをして入社する方法もありますが、入社後にはボロが出ますので、オススメしません。

 

需要のある人材へなるために「自分自身をレアキャラにする」という主張をしている方がいます。

藤原和博さんという方で、元リクルート社員で奈良県の高校の校長をしたりしてる人です。

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ベンゾー

時間はかかりますが、僕は藤原さんの主張をオススメしています。

 

藤原さんが言うには、複数の仕事をしてキャリアを重ねることで、オリンピックメダリスト級の希少性を生むことができます。

つまり何度か転職を重ねることで、自分の希少性を高めることができるわけです。

そうしてレアキャラになってから、改めて理想的な職場へ転職してみるのが良いですね。

 

藤原和博さんが「自分自身をレアキャラにする」と主張している書籍は「10年後、君に仕事はあるのか?」という本です。

10年後、君に仕事はあるのか?

もちろん僕も読んでいます。

 

気になる方は「【レビュー】「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代会社員にオススメの本」でレビューをしているのでご覧ください。

 

入社してから「なんか違った」となった場合

最後に、せっかく入社したものの「なんか違った」となった場合の心構えを書いておきます。

僕自身も何度か転職をしており、入社直後の「なんか違った」という気持ちは味わっています。

 

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ベンゾー

基本的には「すぐ辞めないことを推奨」とします。

やはり「数ヶ月で退職という経歴」はリスクが大きいです。

これは僕個人の意見でもあり、何人かの経営者から実際に聞いた意見でもあります。

 

また、仕事の負担が大きいのは最初の1年くらいなので、辞めるにしても1年半ほどは見てからの方が良いです。

 

 

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ベンゾー

ただし「超ブラック企業だった場合は辞めることを推奨」とします。

短期間の転職はリスクがあるよという話をしましたが、「辞めるリスク」よりも「辞めないリスク」の方が大きい場合もあります。

世の中にはシャレにならないレベルのブラック企業があり、長く務めることで精神的にも肉体的にも支障をきたす場合があります。

 

体を壊してしまっては元も子もないので、そこは冷静に対処していきましょう。

 

入社して「なんか違った」となった方向けに、対処方法を書いてきましたが、より詳しい内容を「転職失敗して辞めたい人へ。絶対辞めない方が良い理由」で紹介しています。

今まさに「なんか違った」となっている方は、是非ご覧ください。

 

まとめ|転職で自分に合う会社を選ぶ方法【求人票を眺めるだけは終了】

この記事で伝えたい結論

  • 価値観が合わない会社はブラックかどうかではなく、働きにくくなる
  • あらかじめ自分の価値観を確認し、求人票や面接の場で会社の方針を確認した上で転職する
  • ただし、1回の転職ですべて理想の会社に出会えると思わない方が良い
  • 入社してからなんか違ったとなる場合は、冷静に対処するべき

 

自分に合う会社を確認できたら、次は異業種へ行くか同業種へ行くかを決めましょう。

もしも安易に「当然同業種へ転職でしょ」と考えていたのなら、もう一度確認することをオススメします。

 

個人的には35歳くらいまでなら、なるべく異業種へ転職することをオススメしています。

なぜなら異業種へ行った方が将来的に高待遇で働けるからです。

 

なぜ異業種へ行った方が高待遇になるのか?

本当はこれを簡単に解説をしたいところなんですが、誤解を与えないようにわかりやすく解説をするには、どうしても細かい解説が必要になります。

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ベンゾー

僕にはこの話を要約するだけの解説力がありませんでした💦

で、細かい解説は「【レビュー】「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代会社員にオススメの本」で行っております。

 

少なくとも僕自身はこの記事に書いたやり方を実践したところ、年収が1.7倍になりました。

異業種か同業種かは、転職活動の重要なポイントになるので、是非じっくりと読んでください。

 

その他、「何もわからない方向け|失敗しない転職活動のやり方を9個のステップで解説」では転職活動終了までをステップごとに解説しています。

「年収を上げつつ毎日定時で帰る」という転職に成功した僕が、労働問題の専門家としての知識も交えて、失敗しない転職活動の方法を解説しています。

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ベンゾー

記事を見ながら転職活動を進めるだけで、失敗しない転職活動ができます。

 

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

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