【レビュー】「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代会社員にオススメの本

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ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

【レビュー】「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代会社員にオススメの本

お疲れ様です。ほぼ毎日定時ダッシュしているベンゾー(@zangyoujigoku)です。

この記事では「10年後、君に仕事はあるのか?」という本の紹介をします。

10年後、君に仕事はあるのか?

 

この本自体は高校生~20代後半くらいをターゲットにしています。

でも僕としては、

  • 新社会人~20代後半の人
  • 今の給料に満足していない人
  • 転職することに不安がある人

特に読んで欲しいと考えています。

 

なぜなら、この本で言う「希少性の高い人材」となることで、給料の安さや転職への不安といった悩みが解消されるからです。

 

僕自身、まだこの本で紹介している方法の実践途中です。

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ベンゾー

実践中ですが、残業ほぼ0時間で年収は以前より80万円UPという人材になっています。

この本で紹介している考え方を持ち実践をして、より良い環境で働けるようになりましょう!

 

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「10年後、君に仕事はあるのか?」概要

まずは「10年後、君に仕事はあるのか?」という本の概要として、著書の紹介と本の中で伝えている内容を紹介します。

 

著者:藤原和博|肩書多すぎる凄い人

著者は藤原和博さん。あんまりテレビ等に出てくるイメージがないので、知らない人もいると思います。

肩書が背表紙に書いてありましたので一部抜粋します。

10年後、君に仕事はあるのか?1

  1. 教育改革実践家
  2. 奈良市立一条高校校長
  3. 元杉並区立和田中学校長
  4. 元リクルート社フェロー

引用:「10年後、君に仕事はあるのか?」の背表紙より一部抜粋

分かりやすい肩書だけを並べると上記の4つになりますが、実際はもっと色々なことをされている方です。

ただこの方の凄さは、肩書ではなく考え方や表現方法を見たり読んだりする方が伝わりやすいです。

 

本全体の構成

「10年後、君に仕事はあるのか?」は以下のような構成の本です。

  • 2020年から世界が激変する
  • AIの登場で今後求められる力はどう変わるか
  • 求められ続けるにはどうすれば良いか
  • どうすれば雇われやすい人になれるか
  • どうすれば給料の高い人になれるか
  • これからの子育てについて

2017年に発行された本です。当時「AIによって仕事が奪われるんじゃないか!?」という話が世間を賑わしていました。

「事務職や窓口係といった職種が無くなる」と騒いでいたことが思い出されます。

 

そんなこともあり、2020年以降に働くためにどんな力が必要なのかを解説してくれています。

 

特に読んで欲しい部分

ここからは特に読んで欲しい部分を紹介します。

「納得解」を出せる人が雇われやすくなる

これからの10年で、企業に雇われやすくなる人はどう変わっていくのか?

これを分かっていると、より働きやすい会社に入社しやすくなりますね。是非、雇われやすい人材になれるようになってください!

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ベンゾー

結論を言うと「納得解」を出せる人が雇われやすくなる人です。

 

たいていの企業が学歴重視で採用を決めるのには、じつは十分に合理性があるのです。

なぜなら、どれくらいの偏差値の大学に入ったかは、少なくとも18歳時点での君の処理能力を保証するモノサシになるからです。

引用:「10年後、君に仕事はあるのか?」第4章

この一節は今までの就職活動のことを表しています。

今まで多くの会社から内定を勝ち取るためには、より優秀な偏差値の大学を出たということが重要でした。いわゆる「学歴」ですね。

 

もっともこの傾向はこれから改まるはずなのですが。

引用:「10年後、君に仕事はあるのか?」第4章

先ほどの一節の最後はこの言葉で締められています。

藤原さんいわく、今までは学歴がものを言っていた時代だったけど、これからの10年でその傾向は改まるはずということですね。

POINT

  • 今まではいわゆる「学歴重視」の傾向
  • これからは改まるはず

 

 

事務処理の仕事がAI×ロボット化によって消滅していく過程では、「雇われる力」に必要な要件も・・・情報編集力の重要性が増すとともに、基礎的人間力が再発見されることになると思われます。

引用:「10年後、君に仕事はあるのか?」第4章

これからAIが発達していけば、「情報処理力」が重要とされていた作業の多くを人間がやることは無くなっていきます。

ではそんな中でも人間を必要とする仕事はどんな仕事なのか?

それが「情報編集力」が重要とされる仕事です。

 

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ベンゾー

「情報処理力」から「情報編集力」に変わっていくという話ですね。
この2つの力は本書籍の中で頻繁に使われる言葉です。

藤原さんは以下のように解説しています。

情報処理力
  • 国語・英語
  • 数学
  • 理科
  • 地歴・公民
  • 体育・芸術・家庭・情報
情報編集力
  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング
  • シミュレーション
  • ロールプレイ
  • プレゼンテーション

 

情報編集力の方はカタカナが並んでいてパッと理解できないかもしれませんね。

本書籍の中では情報編集力について、「納得解」を得るための力と言っています。

 

「納得解」というのは課題に対して唯一の答えが存在するのではなく、複数の答えが存在する中で最適とされる答えのことです。

 

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ベンゾー

例えば「死刑制度」に関することですね。

死刑制度に賛成派の人もいれば反対派の人もいます。どちらが正しいかは決められませんが、この時代にどちらを採用するべきかを決める必要があります。

このとき賛成派と反対派では様々な議論がなされ、各自持ち寄った分析結果を掲げて自分の考えをプレゼンします。

 

 

同じように企業においても、今後の戦略や方針を決めるにあたって議論がなされます。

議論の中では色々な選択肢が生み出されていき、その中からどれを選ぶか。あるいはどれも選ばないかという「納得解」を導き出す必要があります。

まさに複数の答えが存在する中で最適とされる答えを導き出すシチュエーションですね!

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ベンゾー

素早く処理をこなす人が求められていた時代から、「納得解」を導き出せる人が「雇われやすいとされる人」になっていく。ということですね!

 

じゃあどうすれば「納得解」を導き出せる「雇われやすい人」になれるのか?

それは本書籍の中の158P~166Pに記載されています。

さすがにこの記事で答えを全部書いてしまうわけにはいきませんが、少しネタバレしてしまうと「結局、地道な努力が必要」という結論になります。

 

「希少性」が給料を高くする

本書籍の第5章4節のタイトルは「希少性の時代には、レアカードを目指せ!」です。

このタイトルが結論になります。

 

どうすれば給料の高い人になれるのでしょうか?本書籍ではこのように解説されています。 

労働市場の中で価値を高めるためには、具体的にどうしたら良いのか?

需要が大きくて供給が少ない仕事をすることです。

引用:「10年後、君に仕事はあるのか?」第5章

本書籍の中では様々な仕事の給料を時給に換算した表を記載しています。

その中でより高時給の仕事は低時給の仕事と何が違ってくるのか?と問いかけています。

答えは「希少性の違い」です。

より希少性の高い仕事こそが、高時給の仕事になるということです。

 

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ベンゾー

誰にでもできてしまう仕事は、希少性が薄れていき時給が安くなってしまいます。

例えばカタコトの日本語が話せるレベルの外国人留学生が、コンビニで接客をしているという様子も珍しくないですよね。

接客業なら日本語ができないとダメだ!と思っていたのに、あっさりと外国人留学生に仕事を奪われています。

こういう仕事は、今後も時給が高くなる見込みは少ないと言えます。

 

対して、人気芸人や人気弁護士のように、その人じゃなきゃダメなんだという仕事は、これからも時給が高くなっていくと言えます。

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ベンゾー

「この人じゃなきゃダメ」というのは最も希少性の高い状態ですからね。

 

キャリアを重ねれば「希少性」が高くなる

でもコンビニで働くのに対し、人気芸人や人気弁護士になるのは明らかに難しいですよね。

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現役SEの北田さん

結局希少性の高い人になるのは、一部の人にしかできない難しいことなんだ・・・

と、諦めてしまわないでください。

本書籍では、普通の人でも希少性を高めるための方法をちゃんと解説しています。

 

3つのキャリアを5年から10年ずつ経験して、その掛け算で希少性を獲得し、100万人に1人の存在になりましょう。

引用:「10年後、君に仕事はあるのか?」第5章

希少性を高めるためには「3つのキャリアを経験しよう」と結論付けています。

 

1つのキャリアで5年~10年経験することによって、100人に1人の存在になれると言われています。

これを違う3つの分野で行うことで、100×100×100=100万ということで、100万分の1人の希少性が生まれます。

 

100万人に1人というとオリンピックメダリストなんかが該当するようです。

オリンピックの場合は陸上や柔道、体操など1つの競技で100万分の1人になる必要があり、並々ならぬ努力や、環境・才能・運といった要素が必要になってきます。

 

しかし、サラリーマンとしてマジメに5年~10年勤めることは、割と普通にできてる人が多いですよね?あなたが務めている会社で5年目の社員や10年目の社員なんてザラですよね。

新卒で入社した会社で5年目社員や7年目社員になる頃には、100人に1人の人材になっているわけです。

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ベンゾー

これをあと2回繰り返すことで、オリンピックメダリストと並べるほどの希少性が手に入るというわけですね。
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現役SEの北田さん

そう考えると凡人でもできそうな気がしてくるね!

 

まとめ|「5~10年勤めて別の仕事を始める」を繰り返せば給料が高くなる

「5~10年勤めて転職」を繰り返して100万分の1人になれば良いという話をしてきました。

 

これは僕の考えですが、どんな会社や仕事でも「5~10年続けるべき」って言ってるわけじゃありません。

 

世の中には想像を絶するようなブラック企業もありますし、どれだけ磨いても仕方がないような仕事も存在します。

そんな会社や仕事は辞めてしまっても構わないので、無理なく続けられる会社や仕事を選びましょう。

 

新卒で入った会社が運悪くブラック企業だったとしたら、別の会社に転職して引き続きキャリアを磨いても構いません。

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ベンゾー

無理なく続けられる仕事を5~10年続けて1つずつキャリアを形成していきましょう。

 

動画とセットで見るのがオススメ

実は本書籍を抜粋するような形で、藤原和博さん自信が講演をしている動画をYoutubeで見ることができます。

※GLOBISという会社が出している動画で、違法アップロードとかじゃないので安心してください

動画の内容については「SEから異業種への転職は20代後半で|3つのキャリアで高収入」でまとめています。動画へのリンクもありますので、是非ご覧ください。

 

特に3つのキャリアで希少性を高めよう!という話は動画の中でもかなり詳しく解説されています。

で、正直に言うと僕は動画を5回くらい見ているからってのもあって、3つのキャリアの話に関してだけ言えば、本書籍を読んで新しい発見はありませんでした。

 

3つのキャリアの話だけを求めるのであれば、動画の方が良いかもしれません。

ただ、話の根底部分をより詳しく理解しようと思うなら、本書籍も読んだ方が良いです。

これからの仕事人生の中でどんなキャリアを積んでいこうか、イマイチ決め切れていない・決め方がわからない人には、ヒントとなる内容が詰まっています。

普段本を読まない僕ですが、4時間ほどで一気に読むことができました。

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ベンゾー

本を読んでいるのに、対面で会話をしているくらい頭に入りやすい文章でした。僕と同じように普段本を読まない人にもオススメできます。

 

僕自身のキャリア形成|時給換算で1.7倍

僕自身、実は本書籍に書かれているやり方でキャリア形成をしている途中です。

 

1つ目のキャリアとしてSE(システムエンジニア)を5年続けました。

SEの中では未熟な存在で、とても優秀とは言えないレベルでした。でも世間一般の人からすればパソコンを十分に扱えています。

 

次に2つ目のキャリアとして社会保険労務士事務所に入りました。

社会保険労務士事務所の仕事はまだまだ事務作業が多く、より早く正確に処理をこなすことが求められています。

元SEとしての経験もあり、待遇の良い事務所で仕事をさせてもらっています。

 

3つ目のキャリアはまだ途中ですが、今見ていただいているブログを作る力を活かしていきたいと思っています。

 

このように本書籍に書いてある内容をなぞるようにして、2つのキャリアを形成してきました。

その結果、残業がほぼ0時間で、年収が80万円UPするという仕事ができています。

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ベンゾー

時給で換算すると、以前と比べて1.7倍ほどになっています

この辺の話は「楽して転職する方法|強気の交渉で年収80万円UPした体験談」で紹介しています。

実際に年収80万円UPさせた転職活動の方法を紹介しています。

 

まとめ|動画とセットで本を読み、20代後半からのキャリアを磨く

この記事で伝えたい結論

  • 「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代にオススメ
  • キャリアを磨いて希少性を高める
  • 動画とセットで見るとわかりやすい
  • マネしてみたら時給換算で1.7倍になった

「大手の会社で新卒から定年まで安定して働く」

こんな時代が終わり、老若男女問わず頻繁に転職をする時代になりました。

 

転職を繰り返して「希少性」を身に付けた人が、独立をして事業を起こすことも珍しくありません。

 

「10年後、君に仕事はあるのか?」と聞かれたときに、得体の知れない不安に駆られるか。

磨いてきたキャリアで色んなビジネスへの想いが膨らむか。

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ベンゾー

できれば後者の方になりたいですね。

 

この記事を書いた人

ベンゾー@元SEの社会保険労務士事務所職員

元SEで残業地獄を経験し退職 / 社会保険労務士事務所に転職 / 友人・知人がブラック企業でうつ病になったことを後悔 / 労働問題の専門家としてブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験2回 / ブログのコンセプトは「ブラック企業で悩む人を法的に守る」「プロフィールはこちら

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