SEに向いてない人に読んでもらいたい実話

2019年7月27日

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この記事を書いた人

ベンゾー

SEとして残業100時間超の中働き、20代後半で退職。その後、社会保険労務士事務所へ転職し「労務のプロ」と名乗る / 友人知人をうつ病へ追いやったブラック企業が嫌い / 労務のプロ目線でブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験3回 / 息子のおしりを触るのが好き「プロフィールはこちら

SEに向いてない人に読んでもらいたい実話

お疲れ様です。SEから労務のプロ(社会保険労務事務所職員)へ転職したベンゾー(@zangyoujigoku)です。

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現役SEの北田さん

最近SEに向いてないんじゃないかと思うようになってきた・・・
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ベンゾー

なにがあった?
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現役SEの北田さん

プログラムを書いたり、読んだりするのができなくて。なんか趣味でやってたときと違う感じがするんだよね
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ベンゾー

確かに仕事と趣味だと色々違うところはあるよね。
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現役SEの北田さん

でもSEとして就職したんだから、そんなこと言ってらんないんだよね。できないなりにも頑張らないと・・・
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ベンゾー

そんなにつらいなら、SEじゃない道で生きていけば良いんじゃないの?
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現役SEの北田さん

そんな簡単にいかないでしょ。こんなSE崩れみたいな人間を雇ってくれるところなんてあるの?
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ベンゾー

SEとして働いたことしかないから知らないだろうけど、普通の人よりちょっとパソコンに詳しい程度の人でも、世間の会社では需要があるんだよ。
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現役SEの北田さん

そうなの?ちょっとその辺詳しく教えてよ!

 

この記事では僕が新卒でSEとして就職をし、20代後半にまったくの別業界に転職をしたときのことを紹介します。

もし僕と同じように・・・

  • SEになりたくて情報系の大学を卒業した
  • 新卒でIT企業に入った
  • 理想と現実のギャップに戸惑った
  • 周りのレベルが高くてついていけない
  • プログラムをうまく書けない
  • SEの過酷さについていけない

といった悩み。ざっくり言うと「SEに向いていない」と思っている方がいれば読んでいただきたいです。

「SEとして就職をしたらSEとして生きていく道しかない」と思っていましたが、実はそんなことはありません。

S E以外の道でも生きていける考え方を紹介していきます。

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ベンゾー

今回は僕の実体験です!

 

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SEに向いていないと感じたきっかけ

趣味「プログラム」と仕事「プログラム」の違い

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ベンゾー

僕自身がそうだったんだけど、趣味でやってたプログラミングと仕事のプログラミングで、ものすごいギャップを感じてたんだよね。
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現役SEの北田さん

それでSEが嫌になったの?
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ベンゾー

それもあるね。でも1番の原因は「SEとして頑張る!」って気持ちが無くなったことだね。その辺の話をしていくね。

 

SEになって最初に感じたのは、仕事としてのプログラミングと趣味としてのプログラミングの違いです。

僕は大学でプログラムを書いていたので、就職をしてからもプログラムを書きたい!S Eとしてバリバリ働きたい!って思っていました。

だから就活でも、プログラムを書く工程を担当できるかどうかを重要視していました。

いざ入社してからも、最初はプログラムを書くことが楽しかったことを覚えています。

 

しかし、学生の頃にやっていたプログラミングと、就職してからのプログラミングは似ているようで違う部分がありました。

それは「複数人でプログラムを組むということ」

 

学生の頃は課題にしても研究にしても、自分ひとりで作っていたので、自分さえわかれば大丈夫でした。

しかし仕事としてやる場合は、他人が書いたプログラムを読まなくてはいけませんよね。僕はそれが苦手でした。

人が書いたプログラムを読む力が無かったんですね。

そしてプログラムの読み書きが少ない業務を積極的に行うようになりました。

 

SEとしてシステム開発部門にいるのに、プログラムを書くことも読むこともしなくなります。

そうなると、自分は本当にS Eなんだろうか?って思うようになってきました。

この辺りで、「SEとしてバリバリ働いていく」という当初の目標が無くなり、「とりあえず目の前の業務を早く終わらせて帰りたい」という目標に変わっていきました。

 

予想の1.5倍過酷な環境

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ベンゾー

入社して数か月もすると、SEの過酷さを理解するようになったよ。
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現役SEの北田さん

みんな「昨日は2時間しか寝てない」とか「徹夜だった」とか、過酷さを自慢するようになってくるよね。
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ベンゾー

割とマジでそうでもしないと心が折れちゃうんだろうね。

SEが過酷な仕事というのは知っていましたが、こんなに過酷とは思っていませんでした。

というのも、僕は学生の頃から課題や研究を終わらせるために、夜遅くまでプログラムを書くような経験をしています。

そんなこともあって、社会人になって多少過酷になってもやっていける自信がありました。

しかし実際に働いてみると

  • 21時に帰れるのは暇なとき
  • 睡眠時間を3時間しか確保できない日々が続く
  • そんな状態で2時間くらい車の運転をすることも
  • うつ病になる人がいっぱい

学生の頃は「長くても4時間程度の残業だろう」と思っていたのが、6時間以上も残業するのが普通でした。まさに予想の1.5倍過酷な環境です。

 

こんな過酷な環境で、定年まで働き続ける自信がありませんでした。絶対どっかで死ぬと思ってました。

 

転職を考え始める

「SEとしてバリバリ働く」という目標も無くなり、身の危険を感じるほどに過酷な労働環境で働くのは、とてもつらかったです。

このまま同じ会社で働き続ける自信が無くなりました。

 

ただ、今よりも良い環境でSEをできるほど、自分に能力が無いのも事実なので半分諦めていました。

そんな絶望感の中で考えていた、以下の話を書いていきます。

  • 別の業界へ転職することが怖かった
  • 叔父の仕事を手伝ったことで、世間の考えを知る
  • 改めて自分を客観的に評価してみた

 

別の業界へ転職することが怖かった

SEが過酷な職業ということがわかりました。

他の会社でSEをしている人に聞いてみても、似たような環境でした。

ただ、「じゃあ自分には何ができるんだろう?」って考えるようになります。

 

この時点で僕が僕自身にしていた客観的な評価は・・・

「素人に毛が生えたレベルのパソコンスキル」

以上。我ながらクソみたいな評価です。

 

こんなんじゃ異業種に転職しても、なんにもできないんじゃないか?そう思うと、異業種への転職が怖く感じました。

 

きっかけは叔父の仕事を手伝ったこと

僕の叔父は自営業で事務系の仕事をしています。

叔父はパソコンには全然詳しく無いので、たまに設定作業なんかの手伝いをしていました。

手伝いといっても、新しく買ったパソコンの初期設定程度です。

 

手伝いが終わるとよく言われるのが、「それだけパソコン使えたらどこでも勤められるな」という言葉。

最初はお世辞や冗談と思ってましたが、実はそうじゃなかったんですね。

叔父は仕事柄、色んな会社の事務員を見るんです。その中でパソコンに強い人が少ないと言ってました。

 

僕からしたら何でもないレベルのパソコンスキルですが、世間一般から見れば実は貴重なスキルだったようです。

ここで初めて自分に多少なりとも価値があると気付くようになりました。

 

改めて自分を客観的に評価してみた

もしかすると自分が思っているより、自分の価値は低くないんじゃないかと思い、改めて自分の評価をしてみました。

  • エクセルやbatを使った簡単なツールを作った
  • プロジェクトのサブ担当として、リーダーの補助をした
  • 自社システムのマニュアル作成を行い、お客さんからわかりやすいと評価された
  • 業務改善を行なって残業時間を大幅に削った
  • お客さんとの対話を毎日している
  • 知識0から始めた業界のシステム担当を数年続けた
  • その業界の人と対等に話せるレベルの知識を得た

こんな感じで次々に出てきました。

今までは「できる・できない」で自己評価をしていましたが、「やった・やっていない」で評価した方がたくさん出てきます。

上で挙げた中には、SEなんだったら当然と思うようなこともありますよね。しかし異業種の方からすれば立派なスキルなんです。

 

突然ですが、人間って1つのスキルを磨いて「100人に1人の人材」になるために、どのくらい時間が必要だと思いますか?

一般的に1万時間って言われています。

1万時間ってすごい量に見えますが、仕事としてやっていれば5年もあれば十分なんですよね。

つまり5年も務めてれば、どんだけ未経験の業界でも「100人に1人の人材」になれちゃうんですね。人間ってすごいですよね。

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ベンゾー

少し補足をすると、「100人に1人の人材」というのは「SE100人の中に1人レベルのSE」という意味じゃないよ。「一般人100人の中に1人レベルのSE」という意味だからね。

この100人に1人の人材という考え方については「SEから異業種への転職は20代後半で|3つのキャリアで高収入」で詳しく紹介しています。おススメ動画もあるので、是非ご覧ください。

 

もっと言うと、あなたがSEとして何かの業務システムを担当して、5年程務めているとしましょう。

この時点で、すでにアピールポイントが2つ確定しているんです。

「根気強さ」と「100人に1人レベルの業界知識を付けた実績」です。

こう考えてみると、意外に自分って良い人材なんだなって思えてきませんか?

 

ここで大事なのが、「社内には自分より優れた人がもっといるから、自分は転職しても評価が低いはず」と考えないことです。

確かに同じ業界に転職するなら、転職先でも同じように自分より優れた人がいるはずです。

しかし異業種へ転職をするなら、少なくともS Eとして自分より優れている人はいないはずです。なんせ「100人に1人の人材」ですからね。

「100人に1人の人材」がそんなにゴロゴロ転がってるはずが無いんです。

 

異業種への転職をしてみると、悪くなかった

最後に実際に異業種に転職をしてみて思ったことを書きます。

率直に言うと思ったより良い結果でした。

ちなみの僕は労務管理と言う業界へ転職をしました。

 

以下のことは、実際に僕が転職をしたときに評価された部分です。

  • 元SEという経歴
  • SEほど過酷な環境で数年務めたなら、多少のことで根を上げないだろう
  • 異業種でもやっていけるという自信が感じられた

実際、転職先の期待に応えることができました。労務管理の知識も経験も無い状態からのスタートでしたが、3〜4年もすれば未経験でも十分活躍できるようになれます。

また、SE時代の経験を生かして業務改善をいくつもすることができました。

 

そして肝心な労働環境ですが、やっぱりSEほど過酷なことはありません。とんでもないトラブルがあっても22時くらいには帰れてますし、基本的に定時ダッシュで帰れています。

収入面では上がってはいないものの、下がってもいないという結果。

SE時代では考えられませんでしたが、平日の帰宅後に趣味の時間を十分に設けることができています。

 

まとめ|SEに向いてなくても別の道へ進める

  • SEとして就職しても、生涯SEでいなければならないわけじゃない
  • 別の道に進むこともできる
  • 世間では素人に毛が生えたレベルのパソコンスキルでも需要がある

今回は僕自身の体験談を書きました。

僕と同じようにSEとして自信がない。向いていない。そう思っている方の助けになれればと思います。

この記事を書いた人

ベンゾー

SEとして残業100時間超の中働き、20代後半で退職。その後、社会保険労務士事務所へ転職し「労務のプロ」と名乗る / 友人知人をうつ病へ追いやったブラック企業が嫌い / 労務のプロ目線でブラック企業からの脱出方法を発信中 / 退職代行利用経験1回 / 会社を労基に訴え経験2回/ 転職経験3回 / 息子のおしりを触るのが好き「プロフィールはこちら

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