【奥さん必読】ブラック企業の旦那を真剣に転職させる方法
お疲れ様です。ほぼ毎日定時ダッシュ+年収UPな転職をしたベンゾー(@zangyoujigoku)です。
この記事では「真剣な感じで旦那に転職活動をうながす方法」を紹介します。
読んで欲しい方
- そろそろ子供が産まれる
- でも旦那はブラック企業勤務で、毎晩帰りが遅い
- そんな旦那の体調と産まれてくる子供のことが心配
そろそろ子供が産まれるって時期なのに、旦那さんの帰りが遅いと心配じゃないですか?
- ワンオペ育児、ワンオペ家事になるんじゃないか?
- 子供が旦那になつかないんじゃないか?
- 長時間労働で旦那が身体を壊すのでは?
実は僕も元々は「残業時間は100時間を超えるのが当然!」というブラック企業のサラリーマンだったんです。
でもこのままでは、将来産まれてくる子供と触れ合うことができないんじゃないか?という心配をきっかけに転職を考え始めました。
そして残業の少ないであろう異業種へ1回目の転職をし、より好条件の同業種へと2回目の転職をしました。
この記事を読んでいただければ、真剣な感じで旦那に転職活動をうながせるようになります。
その上で残業の少ない会社へと転職すれば・・・
- 家事も育児も夫婦で協力できる
- 子供と触れ合う時間が増えて、自然になつく
- 健康面の心配も少なくなる
という生活を得ることができます!
旦那がブラック企業勤務だと起こる弊害
- ワンオペ家事、育児になる
- 子供が旦那になつかない
- 長時間労働で身体を壊す
改めて言うほどでもないかもしれませんが、旦那がブラック企業に勤務していることで起こる弊害を解説します。
ワンオペ育児・家事になる
ワンオペにならざるを得ないですね。
「出産後しばらくは実家にいる」という人もいますが、ある程度の期間が過ぎれば自宅で育児をすることになります。
育児が大変な時期のワンオペは絶対キツイです。
個人的にはハイハイをしだした時期の育児が大変でしたね。
- 行動範囲が広がって、物を触りだす
- 動くのでおむつ替えが大変になる
- 何でも口に入れる
- 離乳食が始まる(全然食べてくれない)
- 歯磨きを開始する
- 病気になりやすくなる
- 夜泣きが酷くなる
我が家は僕と嫁の2人でやっていましたが、これを1人でやるとか絶対ヤバいです。
知り合いの主婦さんからもワンオペのエピソードを教えていただきました。下のボタンをクリックで表示します。
生後~1歳の時のワンオペ状態が一番辛かったです。
旦那が仕事で帰りが遅いから、家事&育児は全部自分。
特に困ったのが、お風呂の時間。
まだ小さく一緒に入れないから、子供が寝ているすきに急いでシャワーを浴びるだけ。
それも「泣いてないかな」「起きて変なもの口にしてないかな」と、何度もドア開けて確認しながら
(ドアを開けないとシャワーの音で泣き声が聞こえないのです)
シャワー後もドライヤーも使わず、急いで体を拭いて、赤ちゃんの様子を確認しにいってました。
何をするにも赤ちゃんが泣いていないか、気にしながらの生活で、気が休まる時間が本当に少なかったです。
頼りたくても頼れる人がいなく、引っ越し直後という事もあり知り合いもいなくて、孤独を感じていました。
赤ちゃんと一緒に大泣きしたことも……。
旦那がもう少し早く帰ってこれたら、お風呂の時間だけでもお願いも出来るのになって思っていました。
- 夜ご飯を作る時
- お風呂
夜ご飯を作る時どうしても私の後をついてきてしまうので、引き出しの中身を出されたり、火元に来てしまったりで大変です
私の主人はブラック企業ではないのですが、繁忙期には月60時間の残業になることもあります。
2歳と0歳の子供がいるので、食事・お風呂・寝かしつけ、すべてを1人でこなすことがやはり大変です。
少しでも目を離せば危険な行動をとるのでヒヤヒヤすることも多いです。
1番大変なのは、2人同時に甘えてくるときです。上の子もまだまだ甘えん坊なので、抱っこしてあげたいのですが、やっぱり下の子を抱っこしてあげなければならず、、
上の子が大泣きしてかまってもらえないことで精神的に不安定になり、わがままが加速してしまうんです。
主人がいればしっかり抱っこして、向き合ってあげられるんですが(手がもう二本ほしいです)
なんかまとまりがないですが、結論は「2人同時に甘えてきた時に交互にあやしながら家事をこなすことが大変」でした!
子供が旦那になつかない
ブラック企業に勤務してた頃の同僚の話ですが、全然子供がなついていませんでした。
- 寄ってこない
- だっこすると泣く
- 泣き止まない
という三拍子っぷり。
同僚いわく、残業や出張が激しくて全然子供と会えないとのこと。子供が起きてる頃に家にいることが無いようです。
大人だって人見知りするんですから、子供もあんまり会ってない人(父親だけど)には心を開きませんよね。
上とは別の人ですが、なついていない状態を子供が中高生になるまで放置し続けた人もいます。
その人いわく、自宅に父親の居場所が無くなったみたいです。
別にいじめられてるとかってわけじゃありません。家に父親がいないことが当たり前になったことで、自然と居場所が無くなったようです。
長時間労働で旦那が身体を壊す
長時間労働は身体に悪いです。
肉体疲労的にも、精神的にもずっとストレスが掛かり続けている状態が続きます。身体に悪くないわけが無いですよね。
僕は医者じゃないので詳しくわかりません。でもブラック企業時代の元同僚の中には、長時間労働の末に精神を病んでしまった方が大勢います。
「過労死ライン」というものを国が定めていることからも「長時間労働=身体に悪い」と認識して良さそうですね。
過労死ライン(かろうしライン)とは、日本において、健康障害リスクが高まるとする時間外労働時間を指す言葉。労働災害認定で労働と過労死・過労自殺との因果関係判定に用いられる。
まずは旦那に転職の必要性を説く
- なぜ転職が必要なのか?
- 転職したらどうなるのか?
- 状況が悪化することはないか?
- ひとつの会社で定年までいく人が少ない時代
- 部署異動で対応することも可能
ここから本題。まずは旦那さんに転職の必要性を説きます。
「なぜ転職が必要なのか?」という問いの回答をするつもりで伝えましょう。
なぜ転職が必要なのか?
同じ会社に居続けて、劇的に状況が改善されるなんてことはまず無いです。
なぜなら会社運営の方針は、経営陣の性格に左右されるからです。人の性格が劇的に変わることなんて考えにくいですよね。
行政指導により考えを改めることがあったとしても、根本的に「従業員は使い潰すもの」と考えている経営陣なら大した改善にはなりません。
本業で100以上の会社を見てきましたが、ブラック企業はいくら指導をしてもブラックなままです。大した変化は起こりません。
同じ会社に居続ける限り、劇的な改善は望めません。
転職したらどうなるのか?
上手く転職できれば、収入を減らすことなく(むしろ増やして)定時に帰れるようになるかもしれません。
現職で何の経験も積まずに転職する場合は危ないですが、5年ほど1つの仕事をしていた方なら少なくとも同業種で同水準の待遇での転職は容易です。
従業員を使い捨てるタイプの会社でない限り、基本的には経験者の転職で前職の収入を考慮します。
でないと、他の会社に取られてしまいますからね。
あとは「給料以外の待遇」を転職するかどうかの基準のひとつにすれば、同水準の収入+高水準の待遇に期待できます。
状況が悪化することはないか?
運悪く転職に失敗をすると、現状より悪化することもあり得ます。
しかし新卒の就職活動と違って転職活動では、時間的余裕があることや自分の価値観が定まっているなど、悪い会社を引きにくいようになっています。
- 卒業までに決める必要がある
- 働いたことがないから価値観が無い
- 収入など待遇の基準があいまい
- 決まるまで現職を続ければ良い
- 大切にしたい価値観が決まってる
- 現職との比較が可能
それでもブラック企業に転職してしまう人はいますが、しっかりと準備をして衝動的な転職をしないようにすれば、現状より悪い会社を引くことはほぼ無いでしょう。
ひとつの会社で定年までいく人が少ない時代
リクルートワークス研究所の「全国就業実態パネル調査2017」によると・・・
- 20代前半までに転職経験が無い人は70%以下
- 30代中盤までには約半数の男性が転職経験あり
とのことです。
もし「転職することは非常に珍しいこと」と思っているのであれば、それはただの勘違いということですね。
世間の人たちは、思っている以上に転職を経験しています。
部署異動で対応することも可能
「同じ会社に居続けて、劇的に状況が改善されるなんてことはまず無い」と上で書きましたが、部署異動によって改善される可能性があるなら、部署異動も視野に入れるべきです。
規模の大きな会社であれば、部署ごとの方針で働く環境が大きく異なることがあります。
もし部署異動で対応できるのなら、転職よりも簡単ですね。
ただし、部署異動をしても会社全体の方針は同じです。
従業員を使い捨てるようなタイプの会社なら、部署異動程度ではあまり効果がありません。
旦那に「平凡な自分でも転職成功できる」って感じてもらう
- 複数のキャリアを積むことで、良い条件で転職しやすくなる
- 人手不足で転職市場は賑わっている
旦那さんが転職の必要性を感じてくれたら、次は「平凡な自分でも転職成功できるのかなぁ」という疑問を解消します。
複数のキャリアを積むことで、良い条件で転職しやすくなる
先ほど「同業種への転職なら同水準以上の待遇で転職できる」と書きましたが、個人的には異業種への転職をオススメしています。
というのも、短期的には待遇の悪くなる転職になりがちな異業種への転職ですが、複数のキャリアを重ねることで「貴重な人材になれる」という側面もあります。
本当はこれを簡単に解説をしたいところなんですが、誤解を与えないようにわかりやすく解説をするには、どうしても細かい解説が必要になります。
で、細かい解説は「【レビュー】「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代会社員にオススメの本」で行っております。
少なくとも僕自身はこの記事に書いたやり方を実践したところ、年収が1.7倍になりました。
異業種か同業種かは、転職活動の重要なポイントになるので、是非じっくりと読んでください。
人手不足で転職市場は賑わっている
今は人手不足の時代。新卒の頃に狙えなかったホワイト企業へ入るチャンスかもしれません。
ご存知の方も多いですが、現在の有効求人倍率は非常に高くなっています(高い=人手不足)
ホワイト企業と言えども、毎年何らかの理由で退職する人が出てくるのが普通です。
それを補充するために求人を出すので、そのチャンスを逃さないようにして欲しいところです。
旦那に「転職したい」と思わせる
- 他にも良い会社があることを伝える
- 待ってるだけじゃ生活は改善されない。行動が必要だと伝える
- 「転職活動をする=転職をする」ではないことを伝える
- 子供の成長に感動できなくなる
旦那に「転職できそうだ」と感じて貰ったら、次は「転職したい」と思わせましょう。
- 転職で得られるメリット
- 転職しないことのデメリット
- 転職のハードルの高さ
他にも良い会社があることを伝える
世の中には多数の会社があるのは当然で、その中には今の会社より良い会社がたくさんあるのも当然なんです。
どんな良い会社があるのか、旦那さんに伝えてあげましょう。
以前、ホワイト企業に勤務している人達にインタビューをして、どんな会社に勤めているのか教えてもらったことがあります。
それによると・・・
- ボーナスは年間6ヶ月分支給
- 営業不要でのほほんとした雰囲気
- 上司が若手の意見を取り入れて社員が優秀に育っていく
- 1週間丸々休めるのは当然。2週間休むこともある
といったホワイトなアピールがありました。(他にもたくさんあります!)
しかもこれらの中には、特別優秀な人以外も普通に採用している会社もあるんです。
世の中の会社を知らない内から転職を諦めるのは本当にもったいないです。
是非、素晴らしい会社があることを教えてあげてください。
実際に勤務している方にインタビューをした、ホワイト企業の特徴は「【ホワイト企業の特徴まとめ】実際に勤務してる人に聞いたリアルな情報」で紹介しています。
旦那さんに見せてあげてください。
待ってるだけじゃ生活は改善されない。行動が必要だと伝える
周りの状況が変化するのを待っているだけでは、生活が改善されることはありません。
なぜなら子供が成長したとしても、お金や時間はずっと必要になるからです。
改善をするために必要なのは、「待ち」ではなく「行動」です。
「冬が過ぎれば春が来る」とか「時間が解決してくれる」じゃないですが、耐え忍ぶことで明るい未来が待っているなんて表現があります。
しかし、「ブラック企業に勤めているせいで家族との時間が取れない」というケースにおいては、耐え忍ぶことで明るい未来は待っていません。
待っているのは、いつか肉体か精神が崩壊をしてしまう未来か、定年になってようやく解放される未来だけです。
だから変わるのを待つだけではなく、こちら側から変わるように攻めてみませんか?
現職で工夫をすることで、残業を減らしたり収入を増やせるならそれでも良いです。
しかしそれが困難なら、転職活動を始めてみるのが無難です。
何か動いてみないと改善は起きません。旦那さんが「待ちの姿勢」から「行動の姿勢」になるようにしてください。
「転職活動をする=転職をする」ではないことを伝える
「転職活動をする=転職をする」ではありません。
転職活動をしてみたところ、良い会社が見当たらなかったり良い会社に入れなかったりすれば、今の会社に居続ければ良いんです。
転職をするのは、転職活動で良い会社を見つけて、そこに転職できることが決まってから。
良い会社に転職できそうに無ければ転職しませんよ。
「転職をしなかったら転職活動にささげた時間が無駄になる!」って思うかもしれませんが、そんなことはありません。
転職活動をすることで・・・
- 自分の市場価値が客観的にわかる
- 自分に足りないものがわかる
- どんな人材を欲しがっているのかわかる
少なくとも上記のようなことの理解が深まります。
そして自分の価値を高めることができたら、もう一度転職活動をしてみてください。
転職活動をすること自体は転職することになりません。
子供の成長に感動できなくなる
身をもって経験しましたが、子供の成長を毎日見ていないと、改めて子供の成長を確認したときに感動することが出来ません。
道を歩いているときに「木」が生えてるを見て「大きくなったなぁ」って感動する人はいますか?
たぶんいないですよね。
でも庭でトマトを植えて毎日世話をして、実を付けたときには感動しませんか?
僕はこれを、保育園のお遊戯会で気付かされました。
親戚の子のお遊戯会では「可愛いなぁ」という感想しか無かったのに、息子のお遊戯会では涙が出そうになったんです。
子供の成長を感動できない親は可哀想だと思います。
なお、僕がお遊戯会で泣きそうになった話は「転職して子育てに集中したら、発表会で泣きそうになった話」で紹介しています。
この記事を読んでる方のように、小さな子供がいるorこれから出産するという方に読んで欲しい内容です。
まとめ|ブラック企業の旦那を真剣に転職させる方法
この記事で伝えたい結論
- ブラック企業勤務の旦那を放置してはダメ
- 順を追って転職をうながすようにしましょう
旦那さんが転職をする気になるよう、順を追って解説してみました。
実際に「転職活動をしようかな」言ってもらえたら、「何もわからない方向け|失敗しない転職活動のやり方を9個のステップで解説」をご覧ください。