SEから異業種への転職は20代後半で|3つのキャリアで高収入
お疲れ様です。SEから労務のプロ(社会保険労務事務所職員)へ転職したベンゾー(@zangyoujigoku)です。
この記事では「SEとして働いてるけど、このままでいいのか」と迷っている方に向けて、1つの答えを提示している動画を紹介します。
それは「藤原和博」という方の「100万人に1人の存在になる働き方」という動画です。
SEとして就職をしたけど、正直自分の成長に伸び悩んでいたり、ハードな職場に定年まで働くことができるのかという悩みを抱えていませんか?
僕も新卒でSEになりましたが・・・
- 周りのレベルが高くてついていけない
- プログラムを書くことが苦痛になってくる
- 過酷な労働環境で働き続けることが不安
といった悩みを持っていました。そして結局別の業界へ転職をして、現在にいたります。
こんな悩みを持っている方に是非見ていただきたい動画があります。
「藤原和博」という方の「100万人に1人の存在になる働き方」という動画です。
この動画を見ると、20代後半にまったくの異業種へ転職をした自分を肯定された気持ちになりました。
- このままSEでいることに不安がある
- 漠然と転職を考えている
- どんな職になろうか考えられない
- そんな方に絶対に参考になる動画です。
動画自体は1時間近くありますので、僕なりに要点をまとめておきました。
※要点だけ見ていただいても結構ですが、絶対に動画を見た方が参考になります。
是非ご覧ください。
同じテーマでさらに深堀した内容を「10年後、君に仕事はあるのか?」という本で解説されています。
この本のレビューは「【レビュー】「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代会社員にオススメの本」をご覧ください。
まずは動画の紹介
藤原和博さんは元リクルート社員で、東京都で初めての民間人校長や、奈良市立一条高校の校長として「よのなか科」という授業を実施した方です。
と言ってもあまりピンと来ないと思います。この方の略歴云々よりも、実際に話している動画を見ていただいた方が凄さが伝わります。
見ていただきたい動画のテーマは「今後10年でなくなる仕事となくならない仕事」です。
先に結論を言うと、「収入を上げたければ、3つのキャリアを積め」です。
動画時間がかなり長いです。
時間の無い方は僕なりに要点をまとめておきましたので、次へお進みください。
動画の要点|時間の無い方はコチラ
時間の無い方に向けて、動画の要点を紹介します。
ただ、内容があまりにも濃いため、要点だけでも以下のようになります。
- 今後AIによって失われる仕事がある
- 一方でなくなりにくい仕事もある
- 「答えがある前提の仕事」と「答えがない前提の仕事」がある
- なくなりにくい仕事は後者
- 後者は「思考力」「判断力」「表現力」が必要
- これらを鍛えるには「人と同じことばかりしてたらダメ」
- 実はこれがすでに表れているのが「時給」
- 給料を時給に換算すると安い人と高い人では100倍違う
- なぜ100倍も差が出るのか
- その原因は「希少性の高さ」
- 自分自身を「レアカード」にできれば時給は高くなる
- 「100万人に1人」という希少性はオリンピックメダリスト並み
- 1つのキャリアでここまで行くのは超難しい
- でも3つのキャリアをかけ算すれば、100万分の1になれる
- 1つの仕事をマスターするには1万時間くらいあれば十分
- 1万時間というと1日6時間で5年
- だから5年~10年働けばマスターできる
- 20代で1つの仕事をマスターする
- 30代~40代でもう1つ2つマスターする
- これで100万分の1の存在になれる
- コツは似た仕事を選ばないこと
- そうすればキャリアの幅が広がって、より希少性が高くなる
さらに簡単にまとめる|もっと時間の無い方はコチラ
さらに簡単にまとめると、以下のようになります。
- 収入を高めたければ「希少性の高い人」になれ
- キャリアを3つ積めばオリンピックメダリスト並に
- 1つキャリアにつき、5年~10年で十分
- 畑違いのキャリアを3つ積んだ方が良い
- そうすれば100万人に1人の存在になれる
最初が激務のSEだと後が楽
藤原さんの動画では、「収入を上げたければ、3つのキャリアを積め」という結論になります。
おそらくこの記事をご覧になっている方は、現在SEとして働いているかと思います。つまり1つ目のキャリアはSEということですね。
ここからは僕自身の考えになります。
1つ目のキャリアがSE(激務)だった場合、後のキャリア形成が楽になります。理由は以下の2つです。
- パソコンスキルはどのキャリアでも役に立つ
- SEの激務に比べれば楽な仕事が多い
パソコンスキルはどのキャリアでも役に立つ
僕の経験ですが、IT企業以外では若い人であってもパソコンに詳しい人は少ないです。
これまで僕は仕事を通して100以上の会社を見てきました。その中には規模の小さなところも大きなところもあります。
その中でパソコンに詳しいと思える人って意外に少なかったんですね。
一応元SEである僕を基準として、僕より詳しいかどうかで判断をすると、やっぱり「100人に1人」くらいでした。動画の内容と一致していますね。
ちなみに僕自身はSEとしてはパッとしない成績でした。
きっとマジメなSEのあなたは「知り合いに自分よりもっと詳しい人がたくさんいる。だから、自分はパソコンに詳しいだなんて言えない」とお考えでしょう。
しかし、世間一般の「パソコンのレベル」は驚くほど低いです。
どのくらい低いかと言うと・・・
- エクセルの関数を使ったことが無い
- NumLockやスクリーンショットなどの機能がわからない
- ショートカットキーはコピペくらいしか知らない
ですからあなたのレベルでも、思ったより歓迎されます。
難しいシステムを組むプログラミングスキルが無くても、日々の業務を効率的にする簡単なツールを作れたり、ちょっとしたパソコンのトラブルに対応できれば十分です。
1つ目のキャリアをSEとして、2つ目のキャリアでは是非畑違いの職種を選んでみてください。
SE時代に鍛えたパソコンスキルは、絶対に生かすことができます。
SEの激務に比べれば楽な仕事が多い
異業種の世界へ飛び込むのは色々な不安があるかと思います。しかし僕の経験談で言うと、知らない環境や業種に飛び込むストレスと、激務のSEを続けるストレスだったら、後者の方がきつかったです。
現在僕は労務管理のプロとして、いろんな業種の職場を見ています。その中には毎日忙しいと言っている職場もあります。
しかしそんな会社でもせいぜい月の残業時間は80時間程度。そんな月が年に1、2回ある程度です。
現役SEとして働いているあなたはどうですか?もっと働いていませんか?
SEほど過酷な業種はなかなかありません。
1つ目のキャリアとしてSEを選び、数年間働いてこれた方なら、異業種へ飛び込んでもやっていけるはずです。
まとめ|SEから異業種への転職は20代後半で
- 100万人に1人の人材になって高収入になろう
- キャリア形成として異業種への転職が有効
- SEは別の業種でも活躍できる
- SEの過酷さを体験していれば、どこの業種も楽に感じる
今回、藤原和博さんの動画の要点をまとめてみました。時間の無い方はとりあえず要点だけ見ていただいても良いんですが、後から動画自体も是非見てください!
動画の内容そのものが良いのは当然ですが、藤原さんの話術が素晴らしいです。ひとりの人間として参考になります。
そして動画の結論は「収入を上げたければ、3つのキャリアを積め」です。
SEを1つ目のキャリアとして、是非2つ目3つ目のキャリアを積んで収入を上げてください。
僕自身SEから異業種へ転職をしました。結果的に残業も少なくなり、年収も80万円UPしています。
「何もわからない方向け|失敗しない転職活動のやり方を9個のステップで解説」にて僕自身がSEから労働問題の専門家に転職した方法を紹介しています。
同じテーマでさらに深堀した内容を「10年後、君に仕事はあるのか?」という本で解説されています。
この本のレビューは「【レビュー】「10年後、君に仕事はあるのか?」は20代会社員にオススメの本」をご覧ください。