【自分で退職と退職代行を比較】20代で2度退職した結果を検証
退職方法 | 時間 | 費用 | 退職までの手順 | 成果 |
---|---|---|---|---|
自分で退職 | 5ヶ月 | 0円 | クリックして結果を見る | 退職のみ |
退職代行 | 半月(実質5日) | 24,000円 | クリックして結果を見る | 退職+数十万円+長期休暇 |
お疲れ様です。自分で退職と退職代行の両方を経験済みのベンゾー(@zangyoujigoku)です。
この記事では、ブラック企業から脱出するのに、「自分で退職を進めていく」のと「退職代行を使う」のどっちが良いかを解説します。
この記事を読んで欲しい人
- 新卒でブラック企業に入社した20代中盤のサラリーマン
- このまま居座るか退職するか迷ったけど、先日退職を決意
まず最初に、ブラック企業を脱出しようと決意した判断が素晴らしいです。その判断は間違っていないです。
20代中盤ということで、おそらく3年ほどガマンしたのかと思います。
年齢的にも経歴的にも、次の転職先は簡単に見つかるでしょう。
そして、判断が遅すぎて手遅れになっていないという点も素晴らしいです。
ブラック企業を退職するには自分で退職を進めるという方法があるのはもちろん、退職代行を使う手段もあります。
この記事では「自分で退職」と「退職代行」の・・・
- 退職までにかかった時間
- 費用
- 退職までの手順
- 得られた成果
の4点を、僕が実際に退職したときをベースに比較していきます。
もちろん僕は、「自分で退職」と「退職代行」の両方を20代で経験していますし、元ブラック企業勤務の労働問題専門家という経歴があります。
この記事を読んでいただければ、「自分がどんな方法で退職するべきか」を判断することができるようになります。
早く確実にブラック企業を退職するだけでなく、労働者の権利を適切に使って満足のいく結果にしましょう!
会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
- 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
- 焦って変な会社の内定で妥協する
- ブラック企業に入った新入社員
- 転職で失敗したくない人
【前提】ブラック企業を退職代行SARABAで退職
まず前提として退職する会社の情報を固めておきます。
仮に、現在勤めている会社は以下の特徴があるとします。
- 退職を宣言した後のパワハラがある
- 過去に退職した人が言うには、引き止めが強かったらしい
- 退職までに有給休暇を使う文化が無い
退職代行は色々な種類の業者がいますが、ここでは僕が実際に利用した「退職代行SARABA」を使う前提にします。
退職代行SARABAのサービス内容については「退職代行SARABAが絶対に最強な理由を労働問題専門家が徹底解説」で解説しています。
【比較】自分で退職と退職代行を使った結果を解説
退職方法 | 時間 | 費用 | 退職までの手順 | 成果 |
---|---|---|---|---|
自分で退職 | 5ヶ月 | 0円 | クリックして結果を見る | 退職のみ |
退職代行 | 半月(実質5日) | 24,000円 | クリックして結果を見る | 退職+数十万円+長期休暇 |
比較結果は上記の通りです。
費用以外は「退職代行」の圧勝。しかも、成果として得られるお金が大抵の場合費用(24,000円)を上回ります。
退職までの手順は複雑なので表に記載していませんが、退職代行の方が圧倒的に気楽でした。
退職までにかかった時間|5ヶ月or5日
相談から退職まで5ヶ月
相談から退職まで半月(実質5日)
自分で退職したときは、退職を相談してから5ヶ月後に退職することができました。
退職の相談をした後、2週間放置され、3回に分けて退職の引き止め。
最終的に、そのとき抱えていた仕事がすべて完了してから退職ということで、相談から5ヶ月かかりました。
退職代行で退職したときは、退職を相談してから半月後に退職することができました。
退職の相談をした後、「退職はさせない」と言われたため退職代行に依頼。
私物の整理と、転職先へ入社する日の調整に時間がかかったので、実際に退職代行が会社に連絡をしたのは相談から5日後です。
退職代行が会社に連絡をした日から退職日までは、余っていた有給休暇を使いました。
約半月分残っていたので、退職までは半月かかりました。
かかった費用|0円or24,000円
0円
24,000円
自分で退職したときは、一切費用がかかりませんでした。
退職代行で退職したときは、退職代行に払った費用として24,000円かかっています。
退職までの手順|会社のためor自分のため
- 退職の相談
- 放置されたので追撃
- 引き止めの対応
- 引き継ぎ
- 退職届を提出
- 仕事が完了したら退職
- 退職の相談
- 退職代行へ依頼
- 転職先へ入社日の調整
- 退職届を郵送
- 有給休暇開始
- 有給休暇が無くなったら退職
自分で退職したときは、「在職中の会社」と「抱えている仕事」との調整が中心でした。
最終的な退職日も、会社の意向に合わせて設定した感じです。
「辞めていく会社のために時間を割いた」という印象が強かったです。
退職代行で退職したときは、「転職先の会社」と「有給休暇の残日数」の調整が中心でした。
退職日は余っている有給休暇から逆算して設定した感じです。
「今後の自分のために時間を割いた」という印象が強かったです。
「自分で退職」での手順と「退職代行」での手順は、以下の記事で具体的に紹介しています。
得られた成果|退職or97万円+1ヶ月の休暇
- 退職できた
- 退職できた
- 余った有給休暇で長期休暇
- 有給休暇分の給料
- 未払い残業代
- 退職金
自分で退職したときは、「退職ができた」という結果以外、得られたものはありませんでした。
むしろ有給休暇や、未払い残業代を得る権利を捨てたイメージです。
当時は有給休暇を無理矢理取る方法や、未払い残業代を請求するノウハウが無かったので諦めてしまいました。
ただ、ノウハウを身に付けた今でも、面倒くさすぎてあまりやりたいとは思えないですね。。。
退職代行で退職したときは、「退職」は当然として、有給休暇による長期休暇や、その分の給料を得ることができました。
退職代行を使った当時、ブログネタのためにあえて自分で残業代の回収をしました。
通常は退職代行を使って未払い残業代を回収することになりますので、上記の表では一般的に得られる結果を載せています。
有給休暇分の給料、未払い残業代、退職金がいくらになるかは人それぞれですが・・・
- 勤続3年目
- 月給25万円
- 有給休暇は使ってない
- 毎月の未払い残業は2万円分
仮に上記のような状態の方が、退職すると以下の権利があります。
- 有給休暇として1か月分のお休み
- 有給休暇として25万円
- 3年分の未払い残業代として約72万円
合計97万円と1か月分のお休みです。
有給休暇・未払い残業代・退職金を自分で回収することができますが、正直かなりしんどかったです。
数ヶ月かけて労働基準監督署や会社とやり取りをしなくてはいけないので、体力的にも精神的にもきつかった記憶があります。。。
その点、退職代行を使えばお任せできるので、かなりハードルが下がります。
【結論】ブラック企業を辞めるときは、退職代行を使った方が良い
退職方法 | 時間 | 費用 | 退職までの手順 | 成果 |
---|---|---|---|---|
自分で退職 | 5ヶ月 | 0円 | クリックして結果を見る | 退職のみ |
退職代行 | 半月(実質5日) | 24,000円 | クリックして結果を見る | 退職+数十万円+長期休暇 |
比較結果は上記の通り。一目瞭然の結果ですね。
費用以外の項目で「退職代行」が勝っている上に、成果として得られる金額が費用(24,000円)を上回っています。
つまり、実質的に全部の項目で圧勝しています。
そもそも退職代行は「逃げる手段」ではなく「攻める手段」
比較をしてみて明らかになりましたが、なんで「退職代行」が圧勝したのでしょうか?
それは退職代行が「攻める手段」だからです。
退職代行の話をすると「退職ぐらい自分で言えば良いのに」とか「そんなことから逃げるようじゃ、この先もダメ」といった意見が出てきます。
しかしこの意見はまったくの勘違い。退職代行のサービス内容を理解していないだけです。
「退職代行」というネーミングが悪いんですが、そもそも退職代行のサービス内容は「逃げ」よりも「攻め」の意味合いが強いです。
実際の退職代行のサービス内容は「退職代行SARABAが絶対に最強な理由を労働問題専門家が徹底解説」でも紹介しているので、よくわかっていない方は読んでみてください。
退職代行では労働者の権利として「有給休暇の使用」や「未払い残業代の請求」といった権利を使います。
「法律を盾にガンガン労働者の権利を使う様」のどこが「逃げ」なんでしょうかね?
むしろ権利を諦めて退職する人よりも「攻めてる」と思うのは僕だけでしょうか?
まとめ|「自分で退職」と「退職代行」の結果を比較
退職方法 | 時間 | 費用 | 退職までの手順 | 成果 |
---|---|---|---|---|
自分で退職 | 5ヶ月 | 0円 | クリックして結果を見る | 退職のみ |
退職代行 | 半月(実質5日) | 24,000円 | クリックして結果を見る | 退職+数十万円+長期休暇 |
この記事で伝えたい結論ブラック企業を退職するなら、退職代行を使った方が圧倒的にお得
実際に僕が退職をしたときの話をベースに比較しましたが、僕が使った退職代行と同じところ(退職代行SARABA)を使えば同じような結果になります。
未払い残業代の回収や残った有給休暇の消化は、ブラック企業では絶望的。
しかし退職代行ならば、当たり前のように得られる権利。
24,000円の費用を払って数十万円と長期休暇と確実な退職が手に入るなら、十分検討の価値があると思いませんか?
退職代行を検討するなら「退職代行SARABAが絶対に最強な理由を労働問題専門家が徹底解説」を必ず読んでください。
それでも自分で退職をするという場合は、「【初退職がブラック企業】不利にならないように会社を辞める方法」で不利にならないように退職する方法を紹介しています。
どちらの方法で退職しても良いですが、ブラック企業を脱出しようと決意した判断自体は間違いなく素晴らしい決断です。
会社を辞めたくなってから転職活動をすると・・・
- 早く転職したくて会社を選ぶ余裕が無かった
- 焦って変な会社の内定で妥協する
- ブラック企業に入った新入社員
- 転職で失敗したくない人